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朝 、出勤して

部屋で 事務作業をしていると

コンコンとドアがノックされた



「はーい」



西川「A」



「あ、おはようございます」



西川「A 、昨日はごめん」



「私の方こそ、ごめんなさい」



西川「いや、Aは悪くない」



「ちょっとキツく言い過ぎました ..」



西川「ちゃんと目合わしてや」



「 .. 」



意識してなかった

自然と 目を逸らしていたらしい



西川「っ ..」



「んわ、」



腕を引かれると

そのまま体は遥輝さんの胸の中



西川「ごめん 、怖がらないでや ..」



「怖がってないです ..」



西川「めっちゃ涙目やん」



「ッ ..」



自分でも 分からない

何で涙が出てくるのか



西川「泣くなや ..」



優しく 涙を指で拭ってくれる

その指が触れる度に ドキッと胸が高鳴る



「こんな事したら、ダメです ..」



西川「何で?」



「好きな女の子以外に優しくしたら勘違いされちゃいますよ、遥輝さん 好きな子居るって .. もう遊ぶのは辞めるって言ってたじゃないですか ..」



西川「だから、この間から女とは遊んでへんよ」



「そうなんですね ..」



みんな ちゃんとした恋愛してるんだなあ

私は 、私は 慎吾くんとのことがあって

まだ先に進めていない

もう心の整理はついたはずなのに

まだ恋愛することが怖い




西川「俺、Aのことが好き」



「 .. え?」



西川「返事はいつでもいいから」



「 .. 」



西川「Aが嫌なら慎吾との関係も辞めるし」



" 考えておいてほしい "

そう言って 遥輝さんは出て行った


ビックリして 体が動かない

遥輝さんが 私を好き .. ?


何で? 信じられない

私のどこが好きなんだろう







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作者名:かぐや姫 | 作成日時:2018年4月23日 1時

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