無気力くにみんのホンネ ページ31
※「無気力くにみん、目覚める」の国見sideです
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ー国見sideー
『そんなの公式試合見たからにきまってるじゃないですか』
涼平さんが試合を、俺らの試合を見ていた...？
バレー経験でもないとわざわざ見ることもないはず
それは皆さんも同じだったのか
「「「「「「はあッ！？」」」」」」
と一斉に声を出して驚いていた。
でもここで驚いていたらこれからが大変だ。
確かにこれは俺が、自分から引き受けると言った。
...こんなんするのは俺の柄ではないけど部活の平和のためだ。
前回は酷い目にあったからな...。
集中するためには嫌でも品定めしないといけない、と分かった。
これから春高予選も始まる。今度こそ白鳥沢をたおして全国大会に行くために本当に真剣にやってくれるのか確かめなければ...というのが本音だ。
まぁこれでサボれる訳だけど
国見「確かに先輩方は強いです」
国見「でも」
国見「及川さんはチャラくてうるさいし。」
及川「ちょっと国見ちゃん!？」
俺はただ事実を言っているだけだ、うんそうだ
及川「Aちゃんまでやめて！？」
『だってホントのことですし』
国見「しかも花巻さんと松川さんはすぐ悪ノリして後輩いびるし」
花巻「まあ、いじるのはたのしーじゃん」
松川「特に及川の恋愛事情なんて面白いぞ〜」
さすがの涼平さんでもこれは興味津々のようだ。
目が爛々と輝いてるし...
国見「及川さんのおもしろーい恋愛事情はAさんも交えて後で聞くとして、」
及川「結局皆聞くのね!？」
だって面白いでしょ絶対wネタになるし←
国見「金田一はらっきょだし」←
もちろんらっきょいじりも忘れずに
そして
国見「騒がしくてちゃんとサボれない部活ですけど、いいんですね？」
と。俺は少し品定めするように問う。
先輩はこの質問にどんな答えを返すのか。
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.
_____試させてもらいますよ、涼平Aセンパイ？
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作者名：夕陽 | 作成日時：2022年4月24日 14時
