１４８★ 〜N〜 ページ28
Aちゃんをお迎えに行った翔さんが、彼女をお姫様抱っこをして帰って来たのにびっくりしたの俺だけじゃねぇはず…。
翔「マスター？水お願い。コイツ相当酔ってる。」
お姫様抱っこしたまま、さっきまで座ってた椅子に座った翔さん。
Aちゃんも翔さんの首に抱きついたままで。
「酔ってないって言ってんじゃん！しょーたんのバカ！」
翔「いいから大人しく水飲め。」
「イヤ！」
翔「いい加減にしねぇと俺も怒んぞ？」
そうは言ってるけど、口元緩んでますが(笑)
「イヤ！…しょーたんが飲ませて？」
あらあら(笑)
よかったじゃないっすか？
甘えてもらえて。
翔「そんな事ここでできるわけないだろ？」
「いつも飲ませてくれるじゃん！しょーたんの意地悪！」
そうなんだ…
飲ませてくれんだ(笑)
翔「A？そこまで酔うってどんだけ呑んだの？『程々に』って何回言わせんだよ。呑み会禁止令出すぞ？」
「ん〜…そんな呑んでないもん。」
翔「じゃぁ何でそんな酔ってんだよ。」
「ぶちょーにお付き合いして〜…ワイン呑んだくらい。」
ワインの銘柄を言うと、ワイン好きなJが…
潤「あぁ…それ後から結構回る。」
って…。
翔「もぉ…ホントに勘弁してよ…。心配する方の身になってみろよ…。」
「ふふふ〜心配してんの？」
翔「してる決まってんだろ？」
「そっかぁ。しょーたんだいしゅき〜。」
翔「それ、シラフん時言ってよ…。」
ため息をついた翔さんがマスターが持ってきてくれた水のグラスに口をつけた。
どうして翔さんが？
って皆で静観してと、口に水を含んだままAちゃんに口づけて…
あぁ〜…明らかに口移しで水飲ませてる…。
唖然とする俺らに、頬を赤らめる女性陣。
まどかさんだけは興味なさげにタバコ吸ってっけど。
てか『できるわけない』ってあんた言ってなかったっけ？
親指でAちゃんの口元を拭って…。
「ふふふ。しょーたん？」
翔「ん？もっと飲む？」
「ううん。えっちしたい。」
雅「ブッ！」
智「んもぉ！相葉ちゃん汚い！」
マスターが布巾を持ってきてくれて。
雅「ご…ごめん！だって！」
まぁ…わかりますよ…。
「ねぇ〜？しょーた〜ん？」
翔「うん。後でね？」
あ〜ぁ…デレデレ通り越してとろけてるし。
「ふふふ。じゃぁちゅぅで我慢するから…して？」
コテンと首を傾げてキスをねだるAちゃんに完璧白旗の翔たん(笑)が唇を重ねた。
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作者名：しおなな
| 作成日時：2014年10月9日 6時
