せかんどがーる！

なんぱ ページ6

会計を済ませて外に出る。

と、案の定Aはナンパにあってた。

結構有名な筈なんだけどなあ。認知度低いのかな。

ちょっとショック(笑)

男1:「ねえ君、めっちゃ可愛いね
俺たちと遊ばない？」

「大丈夫です。人待っとるんで」

男2:「そんな事言わずにさ。ね、行こうよ。」

「しつこいなぁ。
うちに構わんとってもらってもいいですか。迷惑」

男1:「なっ！
ふざけんなよお前。女だからって手加減しねえぞ」

「かかってこいよ」

あ、ちょっとぼーっとしてた。Aがナンパにあってる事自体驚く事だから。

止めに入んなきゃね。

ケ:「おにーさん。その子俺のなの。
手、離してもらっても良い？」

男2:「んだよお前」

男1:「やめろお前！
こいつEXILEの奴だぞ！」

ケ:「気付いてくれて嬉しいなぁ。
で、さっさとその手離してもらっていい？邪魔なんだよ。」

男2:「ッチ！
行くぞ」

弱い奴らだねえ。

ナンパする割には。

「ありがとケンチさん。助かった。」

ケ:「やっぱ外で待たすんじゃなかった。
あーやって狙われちゃうから。」

「でも、そうなった時はケンチさんが助けてくれるやろ？
じゃあだいじょぶやんな」

ケ:「そーだけど…。」

意外と頼りにされてて嬉しい俺(笑)

でも、さっき俺の、って言ったのは気付かれてなかったっぽい。

良かったのか悪かったのか…

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