せかんどがーる！

ふっかつ…？ ページ13

えー、ケンチさんに手を握られてから早15分経ちました。

離す傾向はないですね。

ケンチさん爆睡中

うちは何も出来へんので、寝顔見てる。

相変わらず彫り深い顔してんなぁ。二重くっきりで、少し垂れ目気味で。

鼻高いし。

哲:「あ"〜…。喉痛い〜」

「てっちゃんだいじょぶ？声ガラガラやけど」

哲:「大丈夫なわけないでしょ。
喋べんのも辛い…」

「無理せんで、まだ休んでてもええよ」

哲:「じゃあ休む…。
…？A、握ってる手は誰のだい？」

「？
ケンチさんのやで？」

哲:「はああ？
おいケンチぃ！軽々しくAの手を握るんじゃねェ！」

「ちょ、てっちゃん。ケンチさん熱あるし、てっちゃんも喉痛いんやろ？
あんま大声出さんといてや」

哲:「知るかそんなん！治ったわ！」

「そんなわけあるかい、ちゃんと寝とき」

哲:「あ"〜！」

「子供か。」

てっちゃんは復活した言うとるけど、全然ちゃう。

そんな早く復活する訳無かろ。

てか、この声で起きへんケンチさんも相当やな。

横須賀コンビ以外みんな魘されとうのに、良くまあさわげんなぁ。

ま、復活してくれんのを待つしか無いんかな。

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