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浴衣、俺が着せてやって。


俺の浴衣もAが着せてくれた。


いちゃいちゃして、
もう離れられへん。


布団は2組あるけどいらんよな。


さっきぐちゃぐちゃにしてもうた布団を、
Aが綺麗に直してる。


初めての証拠の、
血がついてもうたバスタオル。

Aがささって、
袋に入れて、
バッグの中にしまった。


ちゃんと家から持って来ててん。

それにもびっくりした。


「亜美ってあんな恥ずかしがりやねんな。
泣き虫やし。
びっくりしたわ。
Aは知ってた?」


つい聞いてまう。

あんまりにも意外やってんもん。


「大毅、亜美の事、可愛いって思った?」


予想外の言葉が返ってきた。


「ん?どういう意味?」


「恥じらいあって可愛いって思った?」


いじけた声してて。

亜美にまでやきもちしてる、
そのAが可愛いわ。


「可愛いとは思たけどさ。
困るよな。
やっぱ、
男としては、
彼女にはある程度、
大胆になってもろた方が盛り上がるし」


照史先輩、困り果ててるやろな・・・


俺なら、あっさりギブや。


「ほんと?
私の事、恥じらいないなあって思ってない?」


あんなに大胆やった事、
急に不安になったらしい。


こういうとこ、マジで、
可愛いねん。


「えっちなんは大歓迎やで。
むしろもっとやらしいなってもええで」


昼は淑女、夜は何たら、言うやろ?


あれが男のロマンやで。

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作者名:fool | 作成日時:2017年10月19日 14時

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