明日の君に会いたくて２ (ページ39)

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私の代わりに亜美が明るく答えてくれた。

続けて、
みのり先輩のすぐ隣まで寄って行って。

「でもいいダイエットありますよ？
私も生理前になるとむくむわ、体重は増えるわで、
苦労してて。
今、夕飯抜きしてるんです」

にこにこしながら言う。

亜美って凄いな。

なんでこんな凄技、使えんの？

「夕飯抜きなんてつらいじゃない。
何がいいダイエットなのよ。
ただの力技でしょ」

みのり先輩、呆れてるけど。

少し、心を開いてるのが分かる。

私には・・・

無理だろうな。

諦めて。

Ｔシャツ脱いで、着替えかけたとこに。

「奥山さん・・
この前、私の発注にミスがあったの。
ごめんなさい・・・
迷惑かけました」

急にみのり先輩に言われて、
心臓が止まるかと思った。

不覚にも泣きそう。

「いえ。
確認を怠った私も悪いので・・・」

これで後腐れなくなるかな。

少し押しが強いだけで、
根は悪い人じゃないのかも。

ちょっとほっとしたとこに。

「重岡くんと付き合ってるんでしょ。
なら、中間部長にまでいい顔するの、やめてよね」

トドメを刺された。

「いい女気取り？
それともただの誰とでも女なの？」

イケメンなら誰でもいいのかって。

私がみのり先輩のこと、そう思ってたはずなのに。

ガツンと言われちゃってる。