おはなし32。 ページ36
「すごいよっ!!
どうしたらあんなシュート打てるの!?」
「どうしたら……って…
そんな事言われても…」
「あー、そうだよね!!!!
頑張って特訓するしかないよね!!
よーしっ!!やるぞー!」
天馬が何故だかとてもやる気になったみたいで、
信助くんとパス練習を始めた。
……変わった子達。
私に影響されて…頑張れるなんて…
私も、と思った時。
“あんまり馴れ合うな、って
言わなかったっけ?
キミの役割はあくまで雷門を誘導すること。
仲良くサッカーをやることじゃないんだよ”
インカムからSARUの声がした。
まるで、私を監視しているようだ。
「……分かってる…
…分かってるよ!!!!」
“ふふ。そうだよね?
じゃあ、頑張ってね”
通信が切れると、私は何故だか胸が苦しくなった。
今までに感じたことのないくらい、
強い罪悪感に襲われた。
「……何だって言うの…
私は…ただ……」
遠くを見ると、皆がジャンヌと一緒に、
サッカーをやっていた。
私も混ざりたい。
一緒にやりたい。
そんなバカげた思いすら芽生えてきた。
何もかも、投げ出して。
皆とサッカーをやる。
皆とサッカーがやりたい。
……そう思い始めていた。
「A…」
ここあが、心配そうに私を見ているなんて、
知りもしないで。
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猫ネコ - このお話面白いです！ フェイはかわいいしかっこいい 泣いちゃった (2014年1月3日 18時) (
レス) id: bb7803b2d3 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - この小説、とっても面白いです！感動して泣いてしまいました。 (2013年12月24日 11時) (レス) id: 217428fe39 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - この小説、とっても面白いです！感動して泣いてしまいました。 (2013年12月24日 11時) (レス) id: 217428fe39 (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ♪ - とても長いですね！でも、とても面白いです！3DSもってます？？ (2013年10月15日 16時) (レス) id: 0e98e27daa (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - この、小説はじめてみました。がんばってください (2013年9月7日 20時) (レス) id: 8787b320d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさな♪ x他1人 | 作成日時：2013年1月5日 22時
