［犬夜叉］偽られた笑顔芍薬の章 (ページ8)

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第6話ページ8

その日の夜、Aは犬夜叉一行についていくことにしたようで、一行に混じってたき火を囲んでいた。

「おい、温泉あったけど。」

「本当！やったー。珊瑚ちゃん、A、行こう！」

「えっと、ち、ちょっと、待って……」

「うん、犬夜叉、法師様、のぞかないでよ。」

そう言って、２人はAを連れて行ってしまった。

取り残された男性陣は…

「さて、のぞきに行きますか。」

「はあ!?さっき、のぞくなって言われただろ！」

「いいではないですか。ちょっとだけですよ、ちょっとだけ。」

「お、おい。引っ張るな、引っ張るなって！」

犬夜叉は弥勒に引きずられていったが、七宝と雲母は、たき火に残っていた。

「のう、雲母。あいつらは、Aが一緒に行ったことを覚えておるのかの?」

「みゅ～？」

そう、男性陣は、Aが犬夜叉の妹で、２人と一緒に行ったことを忘れていたのであった。