story10[字数制限とかの影響で読みづらいです] ページ10
神童「お人形だと…？」
何を言い出すんだコイツは…怪訝な顔をしてるとβはｸｽと笑いながらも口を開いた
β「大体あんな無知な女の子が１つの…しかもあんなに大きな財閥なんかを経営できる訳が無いんですよ」
神童「!」
確かにそれは合ってる｡Aは人望が厚い訳でも無いし､この世界での知り合いも少ない｡それに経営術が人一倍長けてる訳でも無い
だがそんな事は、何とかなるんだ
知り合いが少ないなら血縁者繋がりを利用して増やしていったり、第一経営に困った事があったとしても俺が側にいる
神童「それとAをお人形呼ばわりした理由の何が関係あるんだ」
β「貴方達が欲しくて堪らないのはAさんじゃなくてAさんの持つ財閥の総帥の孫娘という地位」
神童「!!」
俺は目を見開いた｡βはそんな俺を予想通りと言う顔で続ける
β「そして財閥の表面上はあの子を立てて、裏では大人達がどんどん財閥の経営に手を出し､権力の実権をAさんには渡さずに大人達に権力を持たせる」
神童「そ…れは…っ」
β「ふふ…まあ、あんな気の弱そうな子が相手でしたら一気に権力握るのも夢じゃないでしょうねぇ」
核心を突いている…確かにそうだ｡Aははっきり言って弱い｡そんなAだからこそ守らなければならない存在なんだがずっと傍にいられる訳では無いし、今までだって危険な目にあってる｡βの言っている様な事を行うのも容易いかもしれない｡
β「そして貴方はその何としてでも欲しい姫の駒を守る為に送られてきた騎士…違うかしら？」
神童「…確かにそう使われる可能性はある」
だが、と反論しようとした処でβが俺より先に口を開き大袈裟に肩を竦めた
β「や〜っぱりね、あの子の事を[主]なんて呼んでたけど対応は[お客]に近いものね？」
神童「な…!…それは」
β「ああ可哀想なお姫様､大人達に利用されて信用できると思った執事にまで嘘をつかれて」
βはそこで言葉を区切り、横目で俺をチラリと見ると持っていた鞄から黒い塊を見せられた。いや違う､黒い塊なんて生易しいものじゃない…あれは
β「…ねぇこれAさんに聞かせたくないでしょ?」
ﾎﾞｲｽﾚｺｰﾀﾞｰ…
β「うふふ実はさっきの会話録音してました♪」
絶望する俺を嘲笑うかの様にβは無駄に明るい声をあげ、そして次の瞬間には表情を別人のように変えて囁いた
＿…俺の言う事、聞けるよな
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なな(プロフ) - てるみー久しぶり！ 私のフレ消したんだね… なんで消したの？ あつかましかったらごめん！ (2013年10月25日 22時) (
レス) id: ac88812076 (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - かほさん» 神童「真っ直ぐに気持ち伝えられてるじゃないですか。ね？素直ですよね(ﾆｺ」霧野「いや別にただの提案なので自由にして下さって結構ですけど」イナシリって何？ (2013年7月6日 22時) (レス) id: a6e080ba93 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 霧野てるみさん» 素直じゃない！！もん…///拓人がぁ…///好きなだけ////！！さっ…３００円！？そんなぁ...欲しいの買えない...（´・д・｀）理科は、得意！！イナシリから仕入れている！！イナシリは、理科の宝庫だよ！！ (2013年7月6日 21時) (レス) id: 7ad4472f59 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 霧野てるみさん» 妹の使っているの。ふうきだからね！！ (2013年7月6日 21時) (レス) id: 7ad4472f59 (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - ななさん» 神童「そんな事ありません。…自信持って下さい。それとも、私の言葉は信じられないですか…？」霧野「嘘を吐かないで。…よしよし、機嫌直して下さい、ね？」必ずころす技…だからね…←影山やっぱり流石だよ色んな意味で (2013年7月6日 19時) (レス) id: a6e080ba93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧野てるみ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/terumi/?w=1
作成日時：2013年6月10日 20時
