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神童「…出来ない事もありませんが…どうして浴衣が必要なんですか？」
真剣な表情を少し解いて此方に視線を向ける拓人は少し不思議そうな顔をしてた
貴方「あ…えっと、ね。何か明日のお泊まりで…花火をやるみたいで…その時に浴衣を着るらしくて…でも浴衣なんて持ってないから…」
口にしてる内に私は自分が頼んでる事の難しさを少しずつ分かり始めた
大体浴衣なんて一日やそこらで簡単に揃えられる訳がない。それなのに…もう一晩しかないのにこんな事を頼むのはやはり無茶過ぎる。幾ら頼れるからと言っても何にでも限度はあるものだ。
明日「ご、ごめんなさい…！明日までなんて無茶だよね！やっぱり良い」
神童「大丈夫ですよ。もう手配しました」
貴方「…え？」
パチン…
拓人の白い携帯の閉じる音が無駄に広い部屋に響く
貴方「え…もう?」
神童「はい、ですからもう安心して大丈夫ですよ(ﾆｺ」
拓人はそう優しく微笑むと私の頭を軽く撫でた
神童「…私は嬉しいんですよ？」
貴方「え？」
神童「だって無茶だと思いながらも頼むという事は、それなりに頼りにしてる…そう思えますからね」
拓人は愛しげに目を細めると、私の瞳をじっと見つめた
神童「頼りない人には無理な事なんて頼めないですよね？」
貴方「っ…//(ｺｸｯ」
赤くなりながらも頷くと、拓人は更に嬉しそうに笑顔になった
神童「もっと頼って下さい。可愛い主。頼ってくれると信頼されていると感じる事が出来て嬉しいんです」
良いですか？、と問いかける拓人に私は素直に頷いた
拓人は頷く私の額に一つキスを送ると、撫でていた手をするりと下に流して頬を撫でた。シルクの生地が柔らかく頬を撫でて少しくすぐったい
思わず目を瞑ると、拓人は楽しそうに微笑んだ
神童「ｸｽ)…ありがとうございます、良い子ですね」
拓人は優しい手付きで、ゆっくりと、何度も頭を撫でた
その表情は本当に嬉しそうで…
大事にされてるんだな、と思う事ができた
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なな(プロフ) - てるみー久しぶり！ 私のフレ消したんだね… なんで消したの？ あつかましかったらごめん！ (2013年10月25日 22時) (
レス) id: ac88812076 (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - かほさん» 神童「真っ直ぐに気持ち伝えられてるじゃないですか。ね？素直ですよね(ﾆｺ」霧野「いや別にただの提案なので自由にして下さって結構ですけど」イナシリって何？ (2013年7月6日 22時) (レス) id: a6e080ba93 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 霧野てるみさん» 素直じゃない！！もん…///拓人がぁ…///好きなだけ////！！さっ…３００円！？そんなぁ...欲しいの買えない...（´・д・｀）理科は、得意！！イナシリから仕入れている！！イナシリは、理科の宝庫だよ！！ (2013年7月6日 21時) (レス) id: 7ad4472f59 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 霧野てるみさん» 妹の使っているの。ふうきだからね！！ (2013年7月6日 21時) (レス) id: 7ad4472f59 (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - ななさん» 神童「そんな事ありません。…自信持って下さい。それとも、私の言葉は信じられないですか…？」霧野「嘘を吐かないで。…よしよし、機嫌直して下さい、ね？」必ずころす技…だからね…←影山やっぱり流石だよ色んな意味で (2013年7月6日 19時) (レス) id: a6e080ba93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧野てるみ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/terumi/?w=1
作成日時：2013年6月10日 20時
