story29 ページ30
貴方「これ…人形？」
そこには石で出来た少し古ぼけた人形が入ってた。苔が生えてて少し埃も被り汚いけど緑色の装飾品も付いてて古くても立派な物だと分かった
…ん？緑の装飾品…？
貴方「ぇ…」
私はもう一度まじまじとその装飾品を見つめた。それは人形の首部分に巻かれていて、ネックレスを象っているのが解る
しかし、一部が欠けていた。
そしてもう一度蘭丸の持つ石を見る
貴方「……蘭丸、ちょっとその石返して!」
霧野「お、う…」
私はすぐにそれを受け取ると欠けてる部分に合わせてみた。…石は、その部分にピッタリとはまった
すると今までずっと黙ってたシュウが静かに立ち上がり、私の横まで歩いてきた。その顔に表情はなくて、少し不気味な雰囲気を漂わせてた
シュウ「…それは…僕を、型どって作った人形らしいんだ…成仏してくれって言う願い籠めて作られたらしい」
シュウはしゃがみこみ人形にソッと触れると、また口を開く
シュウ「だけど、僕は何故か死/んでも、此処に残ってた…今、その理由が解ったよ」
貴方「え…?」
シュウ「恐らく、この人形が、完全で無かったからだよ。何等かの事情で人形が壊れてしまい…そして長い時を経て、Aに拾われ、やっと、元の場所に戻れたんだ」
シュウの真っ黒な瞳は少し濡れて揺れたと思うと、突然シュウの体が透けていった
貴方「な…!?」
霧野/神童「!!」
私は慌ててシュウの肩を掴むとシュウは無表情だった顔を少し緩ませて笑顔を作った
シュウ「…人形が完全な形になったから…僕はもう成仏する事になるのかな(ﾆｺ」
貴方「え…!」
シュウ「…さようならの時間だね、A」
＿＿＿気付いてくれて、ありがとう…
ﾌﾜｧ…
貴方「!…シュウ」
シュウは最後にそう一言告げると、姿が全て消えてしまい、あとに残ったのは、シュウの目から溢れた涙だけだった…
…ドサッ
…そして、それが私の見た最後の景色だった
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霧野てるみ(プロフ) - ななさん» 貧乳舐めんな←そうそう大きくなんねーよ…うわあああああん！！← (2013年6月23日 22時) (
レス) id: a6e080ba93 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 霧野てるみさん» 神童→？？？悪いけど…意味がわかってないからできないと…思う。冷静でいられないくらいの酷いことした！？私… 霧野→もー依存だよっ///((ﾎﾞｿｯ やめて。揉むのは← 自分のがおっきくなったら揉みなさい← (2013年6月23日 22時) (レス) id: ac88812076 (このIDを非表示/違反報告)
霧野てるみ(プロフ) - ななさん» 神童「…ダメ。教えない。教えたら絶対もっとやるだろ。…そんな事されたら冷静でいられる自信ないからだめだ」霧野「ん〜？どれだけ惚れたらって…決まってるだろ？お前が俺無しでは生きていけなくなるくらい依存するまで…」でもでもやっぱり巨乳憧れるわ…揉みたい← (2013年6月23日 17時) (レス) id: 8d747af24f (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 霧野てるみさん» べべべ別に私だってなりたくてなった訳じゃないのにね？皆に巨乳巨乳言われるんだよ？確かに肩凝るし陸上なのに邪魔だよ？巨乳になんてなりたくなかったもん！うわあああああああ(((←←← (2013年6月23日 13時) (レス) id: 47b5bf7f34 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 霧野てるみさん» 神童→可愛い仕草？ってなに？？？ 霧野→あっ赤くないしっ///可愛くもないもんっ！///(私もどんだけ惚れたらいいんだよ///くそぉ)← (2013年6月23日 13時) (レス) id: 47b5bf7f34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧野てるみ | 作者ホームページ：風丸「駄作者のﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞなんて見たく無いだろうから消したぞ」←...
作成日時：2013年4月13日 9時
