136話だよ、多分 ページ40
というわけで、私たち女子選手組一行は
ショッピングモールでいろいろ遊んでいます
「おぉおおジャグリングや」
私は人だかりをぬって歩くようにして最前列にたった
それにさくらちゃんと好葉ちゃんも続く
二人とも顔を輝かせて「わぁ…」と感嘆の声をもらす
「凄いねー」
「ホントだね…」
ぼやーっとその光景に感動していると
頭になんか当たった
「あだっ」
足元に落ちてきたそれは
誤って飛んできたジャグリングの投げてたアレだった
ごめん、名前がわからん
クスクスとさくらちゃんが笑った
それにむっとしていると
演技者の人がニッコリと笑って私が持ってる
ジャグリングのピン?みたいなのと引き換えにアメを貰った
ペコッと遅れて一礼すると今度はチョコが飛んできた、何だコレ
毎回こういう役になるのだ
私はアメを舐めながら
こういう星の元に生まれたのだ、しょうがないだろう
と一人諦めに近い考えを思い浮かべていた
その後は服を見たりお土産を見たり
それなりに充実したモールで遊んだ
「んーそろそろお腹すかない?」
「腹減ったー」
「A口悪い」
少し眉間にシワを寄せてさくらちゃんが言った
私は乾いた笑いを返して視線を好葉ちゃんに聞く
「好葉ちゃんはお昼何食べたい?」
突然の質問に驚いたのか目を開く
その後は挙動不審になりながら
あたふたと周りを見渡して
「え、えぇと…うぅ…その…」
としきりに何か言っていた
私も近くになんかないかなーと見渡す
さくらちゃんは「もう…」と呆れたようにため息を吐いてから探し始める
「あ…」
好葉ちゃんが見つけたらしい
私とさくらちゃんもそっちに視線を向けると
そこには一つのドーナツ屋さん
「ミスドだ!」
「ミスドね!」
「…う、うん」
二人して目を輝かせてそう好葉ちゃんに言った
そういうワケで三人でミスドに入っていく
中にいたバイトさんに「あ、さっきジャグリングで頭に当たってた子」といわれて
「見なかったことに…」
と思わず返す羽目になったのは
もう少し後の話である
そういう星の元に生まれちゃったんです私は!!
開き直るしかない現状に
私は目を伏せた
横で確かに二人が苦笑していた
さくらちゃんは今にも笑い出しそうだったけど
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六花 - 「靴紐結ぶの忘れてたぁぁぁ!!!」のくだりが…（笑） (2015年2月14日 10時) (
レス) id: 0a3b44450e (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - はじめまして！面白かったです！実は僕も小説書いているので良かったら読んでみてください「斎拓」で検索です！後僕と友達になりませんか？いろいろ話したい事があるので… (2013年9月20日 1時) (レス) id: a0ace8b351 (このIDを非表示/違反報告)
青たん＠卓球部(プロフ) - 旅立ちの猫@COROSさん» 続編できました!ありがとうございます!これからも見てくれると嬉しいです!! (2013年9月18日 20時) (レス) id: 93bc7c834e (このIDを非表示/違反報告)
旅立ちの猫@COROS - 続編楽しみにしてます！おめでとうございますっ！！ (2013年9月17日 0時) (レス) id: be22eb39a2 (このIDを非表示/違反報告)
青たん＠卓球部(プロフ) - 白滝だっ､､、あっ白竜だっ//さん» 忘れた頃に更新しちゃう青たんです。お待たせしました!さらにお待たせしてしまうかもしれませんがこれからもこの小説を宜しくです!!ありがとうございました!!! (2013年9月13日 20時) (レス) id: 93bc7c834e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青たん＠文才無 | 作者ホームページ：http://now.ameba.jp/aotan-apple/ http://www.nicotto.jp/user/mypage/index?us...
作成日時：2013年7月14日 21時
