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壱「…ここおればええやん」
「え…いいんですか、?」
壱「ええもなにも、
もともと今日から2人で暮らす予定やったしな」
壱「1人で暮らすには広すぎんねん」
「じゃあ、家賃とか払います」
壱「ええって。
もとから払わす気なかったし」
壱「そのかわり、予定ない時だけでええから
…いってらっしゃい と おかえりなさい だけ
言って欲しい、」
そう言って、
恥ずかしそうに俯いてしまった彼
やばい
かわいい
やばい
それ以外の言葉が出てこない
やばい
なにも言わない私を不安に思ったのか
彼が私を見上げる
壱「…あかん?」
ぐはっ
ノックアウト、
涙目で少し顔を赤くして
そう言う彼
こんな状況で
こんなことを言われて
無理なんて言えない
「…こんな私でよければ、」
川村壱馬を前に
完全敗北の私
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Jas(プロフ) - はじめまして!このお話とてもおもしいです!続き待ってます! (2020年12月16日 10時) (レス) id: ed6d7cc148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓 | 作成日時:2020年1月14日 22時