171話ッス!! ページ26
「くぁ…眠い」
寝ぼけ眼をこすって
私はふらふらと食堂へ向かっていた
ウィーン、と開いた自動ドアをくぐっていく
眠気からまた私は欠伸こぼして
涙が出てきた目をまたこすった
ぼやけた視界から皆がご飯を食べているということが解った
「あー!Aまた朝特来なかったわね」
さくらちゃんが私を見つけて席を立った
もーっ、と私を見てさくらちゃんがそう言う
私はまだぼやけた視界でさくらちゃんを捕らえて言った
「あーごめんごめん」
苦笑を浮かべてふらふらと食事を取りに行く
やっと焦点が合ってきた
今日はサンドイッチか…うまそ
クリアになってきた視界
半分寝ていた頭もだんだんハッキリしてきた
再び目をさくらちゃんに向けると何か言いたげな目で私をみているさくらちゃん
その目は『絶対反省してないでしょ』と言っている様だった
私は目を泳がせて頬を掻いた
朝は弱いんだって…
「皆帆君に何が解るんですか!」
サンドイッチを手に取ろうとした瞬間
真名部君の怒ったような声が頭に響いた
びくっと肩を震わせる
皆帆君はそんなに昨日のことを引きずっては居ないらしい
真名部君は結構尾を引いているようだが…
怒鳴るイメージの無い真名部君が朝から怒ったことに私は目を見開いていた
「朝から喧嘩か?」と鉄角君が言うと
何か言いかけたが真名部君は去っていった
皆帆君もムッとしたのか顔をしかめて反対方向に去っていく
…昨日のことをひきずるなら立場的に私じゃね?
私はもう割り切ってるし
勝手に話しただけだから怒るもクソもないんだけど
「A!一緒に食べよー!」
好葉ちゃんの向かいに座ったさくらちゃんが
私を手を上げて呼んだ
あれ、先に食べてたんじゃ?
立ち往生している九坂君の横を通り過ぎて
私はあいている残りの席に座って
さくらちゃんに問いかける
「先に食べてたんじゃないの?」
顔を覗き込むようにして聞いた
さくらちゃんは特に気にする様子も無く
なんかこだわりがあるのか
「食べようかなって思って座ったところだったのよ」
私のお盆の上に載っている朝ごはんを並び替える
「なんでわざわざ移動したの」
「そりゃ、一人より二人、二人より三人の方が良いでしょ?」
何でそんなに得意気なんだろうか
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青たん＠卓球部(プロフ) - 高嶺 惟緒さん» 返信遅くなってすいませんっありがとうございます!井吹と風峰は結構ジリジリしますよ〜これからも（笑）まだまだ先は長いですがこれからもこの作品を宜しくお願いいたします!!コメントありがとうございました!!! (2013年12月1日 18時) (
レス) id: 93bc7c834e (このIDを非表示/違反報告)
高嶺 惟緒(プロフ) - 更新待ってましたー！この作品大好きなのでずっと待ってましたw主人公ちゃんと井吹じれったいなあと思いながらも楽しく読ませていただいてます！これからも頑張ってください！ (2013年11月27日 3時) (レス) id: 101a6a6b98 (このIDを非表示/違反報告)
青たん＠卓球部(プロフ) - 花♪さん» 返信遅れて申し訳ありません… テスト大変でしたー…たはは……花さんも頑張ってくださいね!更新頑張ります!! (2013年11月26日 17時) (レス) id: 93bc7c834e (このIDを非表示/違反報告)
花♪ - 私も期末がぁ・・・(´･_･`)マジでヤバイです。テスト頑張りましょう！！( ´ ▽ ` )ﾉ更新も頑張ってください！！ (2013年11月15日 21時) (レス) id: be97a93179 (このIDを非表示/違反報告)
青たん＠卓球部(プロフ) - 高嶺 惟緒さん» ありがとうございます!!更新最近出来なくて申し訳ないです…ごめんなさい…もうしばらくお待ちいただくことになるかと思われますが、気長にお待ちいただけると嬉しい限りです。更新頑張ります!! (2013年10月9日 21時) (レス) id: cd5eecfa11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青たん＠文才無 | 作者ホームページ：http://now.ameba.jp/aotan-apple/ http://www.nicotto.jp/user/mypage/index?us...
作成日時：2013年9月18日 19時
