だって、パパだもん 短縮編 H S J

大好きなパパ ページ32

薮said





薮｢は？｣





思わず間抜けな声が出る




｢いや、仕事忙しそうだからさ...参観日とかあるでしょ？行けてるのかなって｣




私が行けないからさ...と悲しそうに笑うA




薮｢行けてるよ...｣





｢...そ、そう？ならいいんだけど...愛灯ねすごく寂しがり屋でパパが大好きだから悲しんでないかなって｣







彼女の一つ一つの言葉が胸に刺さる




俺はパパ失格だなって





全部仕事のせいにして愛灯の事をほったらかしてないかって






もう一人の俺がうるさく言うんだ...







薮｢そうだな...、あの笑顔見れば分かるよ｣






｢うん...ちゃんと行事には参加してあげてね、私も親が共働きで悲しい思いを沢山してたから...｣






薮｢...おう！ほら、もう遅いだろ？体に良くないから寝な？｣





｢そうだね！じゃぁまた！電話してね？｣






薮｢もちろん、おやすみ...｣









授業参観...
いかねーとな...

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