だって、パパだもん 短縮編 H S J

迷子 ページ15

Aside




大きなショッピングモールについて
愛灯と手を繋いで歩く



もちろん侑李も繋いでくれてる


タダでさえ大きな仕事をしているのに
自分の休みの日はこうして、ショッピングモールや
遊園地に連れてってくれる優しいパパ





侑｢あ、ねぇねぇ…僕あれ欲しい｣




｢どれ？…これ？｣




少し広い洋服屋さんに来て
子供の服や、侑李の服を見て回る



周りの人が、侑李だってこと気づいてるのかな？





｢…んー、こっちも可愛いけど…｣



私は、子供が産まれる前に子供の洋服のデザインをしていた、だから洋服には少しうるさい笑






だからかな






｢…… あれ？愛灯…？｣







侑｢ねー、こっちはどうかな？…どしたの？｣









いない……









愛灯がいない
ちゃんと手つないでたのに……っ









侑｢Aっ……！｣





｢…あ、……愛灯が…いないのっ｣






侑｢えっ…？｣





どうしよう、頭が真っ白で何も出てこない
でもここの洋服屋さんににはいないかもしれない









侑｢A、大丈夫…手分けして探そう？ね？大丈夫だから｣






こういう時、侑李はいつも大人になる
いつも子供っぽい侑李が私の頭を優しく撫でた






｢…うん…｣









愛灯…っどこにいるの？

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