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ビクッ、と隣に座る慧君の肩が震える。
本人は必死で平然を装ってるつもりなんだろうけど、全然隠せてないよ笑
これ、結構怖いなぁ…
なんて思っていたら、恐らくこの映画の最大の見せ場とも言える超怖いシーンが！
「わっ、……！」
と思わず声が漏れた慧君をチラリと見れば
「べっ、別に……こわくないし…」
なんて強がってるし。
そんなところも可愛いんだけどね笑
その後もちょこちょこ脅かし系のシーンが小出しに出てきて、妙に現実味のあるストーリーに俺も結構ビビってたり。
その度にチラッと隣の慧君を見ると、強がってるのに徐々に涙目になっていくから申し訳ないけどちょっと面白いな、なんて思ったり。
やっとエンドロールに差し掛かって
ラストにかけて上がった心拍数を整えていると
最後の最後に不意打ちで バンッ て画面いっぱいに白い女の人が出てくるもんだから俺も慧君もそれには流石に声をあげて驚いた。
ようやく本当に終わってホッとしていると
「大ちゃんこんなの好きなの…」
と慧君がポツリ。
「ま、まぁ…。」
ほんとは俺もちょっと怖かったけど
平気ですよ、全然。
みたいな雰囲気かましてそう言うと
「趣味わるっ……」
なんて言われてしまった。
やっぱり慧君はニガテ派だったんだな。
「ごめんって、そんな怒らないでよ」
「べつにおこってなんかない…」
と明らかに怒った様子で言い放つ慧君。
で、色々あってご機嫌とりにコンビニにアイスを買いに行くことに。
商店街のコンビニを目指してふたりで歩いていると、停まっていた一台のトラック
「かき氷じゃん！
慧くん！せっかくだからかき氷食う？」
テンション上がってそう言えば
「かきごおり？」
と慧君のご機嫌も少し戻った様子。
「オッチャン、かき氷２つ！」
「はいよ、シロップは何にする？」
「俺はねぇ、やっぱイチゴかなぁ。
慧くんは何がいい？？」
「ブルーハワイ……」
「じゃあイチゴとブルーハワイ１つずつで！」
「毎度、200円ね」
オッチャンに200円を渡してかき氷を受け取る
「はい、慧くんの」
「ありがとう……」
まだちょっと拗ねてるけど、お礼を言って俺からかき氷を受け取る慧君。
「んー、頭キーンってなるぅ」
夕方になってもなお蒸し暑い家までの道のりをシャリシャリと冷たい夏の風物詩、かき氷を食べながら歩いた
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おこめ。(プロフ) - ななみさん» コメントありがとうございます(^^)読んでいただけて光栄です！私もななみさんのお話大好きでいつも楽しく読ませていただいてます♪少し更新ペースが遅れ気味なのですが、これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします○ (2017年10月7日 19時) (
レス) id: ed0bce2747 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 続きがとっても楽しみです。素敵なお話をありがとうございます！長文失礼しましたm(_ _)m (2017年10月3日 13時) (レス) id: 275c269c51 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - こんにちは。おやこのこばなしから参りました、ななみと申します。リクエストの確認をしている際こちらのお話に辿り着き一気に読み進めてしまいました…！慧くんを取り囲む大人たちの優しさにほっこりしつつ、続きを想像してざわざわしつつ…。 (2017年10月3日 13時) (レス) id: 275c269c51 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ。(プロフ) - りみさん» コメントありがとうございます(^^*)♪やっと本題に入ったという感じですね！マイペース更新ですがこれからもよろしくお願いします★ (2017年9月9日 13時) (レス) id: ed0bce2747 (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - 初めてコメントさせてきただきます。いつもステキなお話をありがとうございます。今回のお話を読んで、続きを想像したら、鳥肌が立ちました！お話の続き楽しみにしています！ (2017年9月6日 18時) (レス) id: 4ca4f01d29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おこめ。 | 作成日時：2017年8月16日 13時
