天邪鬼の奇才プレイヤー２ (ページ4)

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武器ページ4

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色んなトレーニングを積んで、
セッターとトスの高さを合わせて、

多くの試合、いや、ほぼ全ての試合でOHとして起用された。

シーズン前のトレーニングで動かすための筋肉だけではなく
止まるための筋肉も満遍なくしっかりつけた。

すると、トリックプレーの中に昔やってたような
パワープレーのようなものが生まれてくるのがわかった。

そうしたらまた面白いように点が決まる。

サーブでも今まで持っていた、
力強いジャンプサーブと真っ直ぐなジャンプフローターサーブ。

このふたつに加えて新しいサーブを手に入れた。

モデナを離れる時にピアーノがアドバイスしてくれたこと。

「左、極めてみたら？案外そっちいけるかもよ？」

今までのサーブは全て右手で打っていた。
左手で打つとなると、回転が真逆になるからまた新しい武器が増える。

ペルージャに移籍してからウエイトと同時並行して
初心者みたいに一からつくっていった左のサーブ。

右手で打つのと同じように、
ジャンプサーブとフローターサーブを手に入れた。

ピアーノのアドバイスのおかげでサーブにおいて4つの武器。

これを武器にどこまで戦えるか。