天邪鬼の奇才プレイヤー２ (ページ26)

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勝ちたいページ26

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監督「みんな揃ってるから丁度いいな。
今年、代表メンバーとして召集してました、鶴羽Aくん」

「初めましてと久しぶりなのかな。鶴羽Aです。
アウトサイドヒッターで前はリサイクリングバレーズに所属してました。
よろしくお願いします。」

監督「鶴羽は、サダ・クロゼイロやペルージャに所属経験がある。
相手を翻弄するプレーが特徴な選手だ。」

そんな監督からの紹介の後すぐに再開された練習。
Aは着替えてきてキャリーも置いてきてた。

軽い対人をして個人ポジション練習。

この練習の時、Aはリベロでやってたんだよな。
苦しそうに笑って大丈夫だって言って。

今はめちゃくちゃ笑いながら俺と同じ練習に参加してる。
みんな聞きたいことだってあるはず。
俺だって事情聴取しなきゃって思ってんのに。

特にさ、久原とか西田とか。
Aに直接会ったことないはずなのに。

西田は祐希に聞くか。久原も山内に聞くか。
いや、聞かなくても噂やらなんやらでわかる？

「マぁぁサ！！
ぼーっとしてんじゃねーよ？？」

代表練習でまたAの声が聞こえる、
そんな日が来るなんて思ってもなかった。

勝ちたい。絶対このチームで勝ちたい。