検索窓
今日:1 hit、昨日:47 hit、合計:156,092 hit

驚き ページ25





トレセンに着いて警備員に止められながら
ちゃんと説明して階段を駆け上がる。


エレベーターより速いとは言えど
大きいキャリーを持って駆け上がるのはさすがにきつい。

ぁぁぁあ、、重いよまじで。
キャリーだけ下に置いてきたらよかった。




とか思いながら龍神の化身達が集まるコートへと向かう。

コートのあるアリーナに着いてもボールの音は聞こえない。
何やってるんだろ。




耳をすませても聞こえないからもう思い切りドアを開けることにした。

緊張する、ほんとに。



心の中でカウンドダウンをしてドアを開けた。









ミーティングの途中で開いたアリーナのドア。

みんながそっちの方向を見た。
ドアの傍に立っていたのは去年ロシアで会った以来のA。





今度は涙は出なかった。

涙以上に驚きの方が強かった。
何で日本代表だけが入れるトレセンにAが?



俺だけがこんな反応なのかと思って周りを見るけど、
祐希も山内も関田も固まって動けなくなっていた。



そんな俺たちに目線もくれずAは監督に向かって歩いてきた。


「中垣内監督、これからよろしくお願いします」


Aの低いけど聞き取りやすい声が静まり返ったアリーナに響く。

勝ちたい→←怒涛



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (98 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
306人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

千尋 - 続き楽しみです! (2020年1月24日 13時) (レス) id: 6a8c623822 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瑠杏 | 作成日時:2020年1月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。