主導権 ページ15
ラウ「キャパ、オーバー...？」
『それに、さ。色が見えないの...。私が目覚めてもどうなるかわかるよね、ラウなら。』
ラウ「...」
『目覚めた私にはもうきっと感情がない。笑うこともできない。...あははっ、笑えるね。』
ラウ「笑える訳、ないだろ。」
『あー...今からキレる感じ？やめてよ？うざったいから。』
ラウ「なっ!」
『どいつもこいつも暑苦しい。私の
ラウ「そんなの____」
『私を思って、とか言うつもり？はっ、本当にうざい。...じゃあ逆に聞くけど、今これだけ私のことを助けようするのになんであの時...歌織がいなくなった時に出てきてくれなかったの!？』
Aの目から涙がボロボロと溢れる
ラウ「それ...は...」
『...ほら、ね？みーんな、無責任なんだよ。だから嫌いなの、人って。...あぁ、ラウは人じゃなかったんだっけぇ?』
ラウ「...戻ろう、拓也達が心配してる。」
『っ...私みたいな重い女は拓也には相応しくない。』
ラウ「そんなことない...。」
『そんなこと、ある...もうこれ以上嫌われたくないの...深く、深く眠りたい...』
ラウ「待て!!今眠ったら!! 」
『それでいいの...私の存在価値なんて、0に等しいんだから...』
ラウ「そんなわけねぇだろ!!」
『ありがとう、ラウ...酷いこといってごめんなさい...』
ラウ「A!!...眠らせねぇぞ。どんな手を使っても...」
Aの腕を掴み一段と低い声で呟く
『きゃぁぁっ!!』
ラウ「優しくしたかったけどな。話に応じる気がないんならその体...強引にでも奪う。」
ラウはAの頭に手をかける
『やっ!!待っ___』
ラウ「待たねぇ...痛ぇのは一瞬だ、我慢しろよ。」
『キャーｯｯ!!!!!......。』
ラウ「眠ったか...その体の主導権、借りる。」
ラウはAの体の中に溶け込み膜の放出を止める
ラウ「ふぅ...あとは頼んだぞ、紗綾。」
・
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紗綾「...かしこまりました。」
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ひーちゃん(プロフ) - とても面白いです！続きがとても気になります。楽しみにしてます！ (2020年9月20日 3時) (
レス) id: a69e2af4db (このIDを非表示/違反報告)
巴瑞季＆ロイド(プロフ) - 靖守の水琴さん» うわぁぁぁありがとうございます!!!すいません、訂正させていただきました!!今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m (2019年6月30日 18時) (レス) id: 7bb4bf3fe8 (このIDを非表示/違反報告)
靖守の水琴(プロフ) - 拝読させていただきました。ストーリー自体はとても面白くて好きなんですが、少し気にならところがありまして…博多くんの「助けてくれるーと」というセリフですが、伸ばすと不自然です。博多弁って難しいですよね。そこの修正をお願いいたします。 (2019年6月30日 18時) (レス) id: f62b5932e6 (このIDを非表示/違反報告)
巴瑞季&ロイド(プロフ) - 美月さん» ありがとうごさいます...！更新速度もたいして速くない駄作をそんな風に言って貰えるとは...作者号泣です！笑これからもよろしくお願い致しますm(__)m (2019年5月5日 14時) (レス) id: 7bb4bf3fe8 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - はじめまして!1から見させてもらってます!!続編おめでとうございます!声優さんと刀剣乱舞。大好きな２つのクロスオーバー凄く嬉しいです!これからも応援してます! (2019年5月5日 13時) (レス) id: 001893ea4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巴瑞季＆ロイド | 作成日時：2019年5月3日 17時
