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青side
遅ぇ……
いくらなんでも、遅すぎねぇか？
トイレ行っただけだろ？
紫「遅いな、康二のやつ。」
緑「緊張して入って来れなくなってるとか？」
桃「どれどれ。」
佐久間が、楽屋のドアを開けてキョロキョロしてたけど、
桃「近くには、いないわ。」
赤「ねぇ、結局さ、何があったわけ？
話が掴めてないんだけど。」
涼太のその一言があって、佐久間と照を中心に、事の経緯を話してくれた。
紫「なるほどなぁ。
康二は何を隠してるのかねぇ。」
黄「隠してるって決まってる訳じゃないけど。」
桃「いや、決まってるから！」
赤「はいはい、落ち着いて。まずは仲直りが
先でしょ？話はそれから詳しく聞く。」
「そうだな。ゆっくり聞いてやらねぇと。」
緑「照は怒っちゃダメだからね。」
黄「わかってるよ。何回も言われてる。」
共通理解ができて、あとは康二が来ればって状況なんだけど………来ないんだよなぁ。
紫「連絡してみっか。」
白「はい！僕がします！」
張り切って手を上げたラウールに、電話してもらう。
白「………ん？」
黒「どうした？」
白「電源が、入っていませんって。」
黄「はぁ？」
いや、撮影前まで使ってたし、いつもそんなことをしないじゃん。なんで電源落としてんの？
桃「いつもは、つけっぱなしだよな。」
緑「うん、普通そうでしょ？」
赤「ねぇ。」
紫「なに、舘さん。」
赤「これ……」
涼太が指差したのは、康二のバッグからはみ出してる、封筒。ファンレターか？
黒「それがどうかしたんですか？」
赤「全部、同じなんだよ。」
白「ん？？」
赤「同じ封筒しかないの。おかしくない？」
皆で集まって見てみると、確かに全部同じものだ。何でこれだけ？どういうことだ？
紫「開けて、みるか。何もなければ、後で
謝ればいいだろ。」
黄「そうだな。」
ふっかが封筒を開けて、皆で中身を見てみると、
「「「「 ！！？？ 」」」」
出てきたのは、気持ち悪い言葉の羅列。
他の封筒も、全部同じような……。
緑「っ、ねぇこれ！」
"嫌われちゃったね。やっと迎えに行けるよ。"
"待ってて。幸せにしてあげるから。"
桃「まずいっ……康二が、危ない。」
紫「っ探すぞ！！」
皆で一斉に、楽屋を飛び出した。
康二、無事でいてくれ。
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めめこじ好物 - ちゃいさんの小説最高です！そして胸に刺さるものばかりで毎日読んでます。お忙しいとは思いますが、頑張って下さい！ (2020年1月16日 22時) (
レス) id: c96a15eab3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - mitsu0321さん» ありがとうございます！読んでいただけて嬉しいです！少しずつ更新していきますので、お暇な時にでもよろしくお願い致します。 (2019年10月18日 22時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - なすさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません！めめこじとのことですが、設定などのご希望はございますか？よろしければ教えていただけると嬉しいです！ (2019年10月18日 22時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
mitsu0321(プロフ) - 最近なべこじにハマり、拝見させて頂いてます〜！いつも素敵なお話をありがとうございます！これからも楽しみにしてます♪ (2019年10月15日 22時) (レス) id: 69c6188f58 (このIDを非表示/違反報告)
なす - めめこじ書いてほしいです！ (2019年10月14日 7時) (レス) id: b7037150e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2019年10月2日 7時
