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室side
「「ごちそうさまでした。」」
腹ん中まで幸せでいっぱいになったところで、風呂に入る前の休憩タイム。
このソファもだいぶ長い間使っとる。
ここに引っ越す前からやもんなぁ。
愛着があって捨てられへんのよね。
橙「るーたくん、これ。」
「ん？」
橙「プレゼント。」
「ありがとう。開けてええか？」
橙「おん。」
こいつはセンスがええし、俺の好みもわかっとるから、毎年喜ばされる。
「…おお、かっこええやん。」
橙「るーたくんあんまりしないと思うんやけど
すごく綺麗やったから。」
小さめの箱に入っていたのは、ブレスレット。
確かに俺はあまりアクセサリーは付けへんけど、シンプルで洒落てて、ええ感じやな。
「付けるよ。」
橙「ホンマ？」
「おん。付けすぎて無くすんも嫌やし、休みの
日とか出かけるときとかやな。」
橙「ありがと、嬉しい。」
嬉しいのはこっちや。
いつも俺はもらってばかりやからな。
仕事が遅くて家事も任せてしまうことが多いし。
休日出勤で、予定をドタキャンするときもある。
こいつを喜ばせたいっていろいろ考えても、不器用やから、失敗も多い。
それでも、ええよって、
俺のことを考えてくれたんが嬉しいって言ってくれる、心優しいやつ。
「なぁ、康二。」
もう十分祝ってもらったんやけど。
こんな俺でも、まだ欲張っても大丈夫やろか。
いや、欲張る。もう決めてん。
橙「何？」
「ありがとうな、こんなに祝ってくれて。」
橙「当たり前やん！俺、るーたくん大好きや
もん！」
「…俺も好きやで。」
橙「…ほぇ？」
「俺も、康二が好きや。」
橙「えっ///…なっ、なんなんるーたくんっ、
急やでもうっ…」
「いつも康二にばっか言わせとるから。
俺もって思ってな。」
橙「…ぁ…ありがと///…なんや、ドキドキして
まう…」
自分は人に好きやって言いまくるくせに。
言われるのには慣れてないんよな。
まぁ、俺があまり言わんからかもしれん、すまんな。
「でな、康二。」
橙「…んっ？」
「俺、もう１つ欲しいねん。」
橙「ぇ？あ、誕生日プレゼント？」
「おん。」
橙「えっと…俺あげられる、かな？…や、頑張る
わ…何？」
「ちょっと待ってて。」
橙「え？…うん。」
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ミツ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！宜しければ、手紙の秘密を教えて欲しいです！ (2020年6月22日 21時) (
レス) id: 314cdcb294 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 手紙の秘密教えて欲しいです！ (2020年6月22日 18時) (レス) id: f16ce8a092 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃん(プロフ) - 手紙、2枚目3枚目は分かったのですが、１枚目と最後がわかりません…教えてください！ (2020年6月22日 12時) (レス) id: 2e7657af2c (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - 手紙の秘密教えてほしいです！ (2020年6月22日 4時) (レス) id: 91eae47811 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 手紙の秘密教えていただきたいです！こういうことかなって思う部分はあるんですけど作者さんから直接聞きたいです！ (2020年6月22日 0時) (レス) id: bb33f5a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2020年4月28日 20時
