＊ ページ19
紫side
何か解決のためのきっかけがないかな。
青「どうにかして聞き出すしかないんじゃね？」
緑「でも無理矢理はね、」
桃「うーん、龍太が康二は甘えん坊だぞって
言ってたんだけどなぁ。」
「…あ、」
青「何？」
「それだ。」
桃「ん？」
「聞けばいいんだよ。康二を知ってる人に。」
「「「「 ……ああっ！ 」」」」
きっかけ、見つけたかもしれない。
佐久間が連絡先を知ってたから、すぐに連絡してもらった。
少しやり取りして、
"ちょお、任せてもらってええか？"
って言われたから、任せることにした。
俺らが変に動くよりいいと思うから。
康二。
俺たちは、お前ともっとわかり合えるようになりたいよ。
後から入ったとか関係ない。
もう、大切なメンバーなんだから。
ーーーーー
室side
気になってはいたんや。
あの寂しがりやな康二から、連絡がほとんど来なくなった。
けど、俺もありがたいことに仕事が入ってたから、ゆっくり時間はとれんかった。
メッセージは送ってたけど、文字だけならどうとでも返せるもんな。
佐久間からの連絡で、しまったと思った。
やっぱりもう少し早く動くべきやったな。
全く、甘えてええときに甘えんでどないすんねん。
すぐに連絡して、会う約束を取りつけた。
康二、お前は何を考えとるん？
ちゃんと吐き出してみぃや。
橙「…あっ、るーたくん！」
「おう。」
数日後、久々に会ったその姿にちょっと驚く。
痩せたな、うん。
明るくしよ思って振る舞ってんの、バレバレやで。
俺を誰だと思っとるんや。
飯食う店行って、食欲も落ちてるんやってわかった。
個室やし、ちゃんと話してもらおか。
「康二。」
橙「ん？なに？」
「話してみぃ？思ってること。」
橙「え、」
「悪いけど、わかってるで。」
橙「…なんも、ないよ…」
「俺にも言えへん？」
橙「………」
あらー、黙ってもうた。
なんかありますって言うてるようなもんやで、ホンマに素直なやつや。
「こういうときに甘えるんやろ？お前の特技
やないか。」
橙「………」
「な？？ほれ、言うてみ？」
橙「………」
「こら、こっち見ぃ？大丈夫やって。言うまで
帰さん。」
橙「……ｸﾞｽｯ…」
「うんうん、しんどいんやな。言うたらちょっ
と楽になる。」
橙「…っ……しぃ…」
「ん？」
橙「……寂、しいっ…」
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ミツ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！宜しければ、手紙の秘密を教えて欲しいです！ (2020年6月22日 21時) (
レス) id: 314cdcb294 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 手紙の秘密教えて欲しいです！ (2020年6月22日 18時) (レス) id: f16ce8a092 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちゃん(プロフ) - 手紙、2枚目3枚目は分かったのですが、１枚目と最後がわかりません…教えてください！ (2020年6月22日 12時) (レス) id: 2e7657af2c (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - 手紙の秘密教えてほしいです！ (2020年6月22日 4時) (レス) id: 91eae47811 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 手紙の秘密教えていただきたいです！こういうことかなって思う部分はあるんですけど作者さんから直接聞きたいです！ (2020年6月22日 0時) (レス) id: bb33f5a1d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2020年4月28日 20時
