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話が終わりゴミを回収するため休憩室へ入った
A「あっ。」
哲也「おつかれA」
誰もいないと思ったら休憩室の壁に寄りかかりコーヒーを飲む哲也がいた
相変わらずコーヒーが似合う哲也
A「お、おつかれさまです、哲也さん」
いつもはてっちゃんて呼んでたけど、この前のことがあり哲也さんと他人行儀に呼んでしまった
仕事場だし当たり前だよね
でも哲也の顔は明らかに不機嫌
動揺を隠しきれない私にゆっくりと近づく哲也
哲也が迫ってきて、自然と私も後ずさりするが、もう後ろは壁
ドンッ
哲也「ねぇ、なんで連絡くれなかったの?あとなんでさん付け?」
鼻と鼻がくっつきそうなくらいの距離で哲也が聞いてくる
A「それは、その、、、」
哲也「A、俺のこと嫌い?」
A「嫌いじゃない、けど、」
哲也「俺ね、前も言ったと思うけど、Aのこと今でも好きなの。だから、もう一回Aとやり直したいと思ってる」
A「哲也さんには、私なんかよりもっといい人、いますよきっと、」
哲也「俺はAじゃないとダメなの。確かに都合いい話かもしれないけど、俺は真剣だよ。Aと幸せになりたい」
こんなに直球で哲也から言われたのは初めてかも
でも今の私にはまだ答えは出せない
A「…ごめんなさい、仕事が残ってるのでっ」
哲也「Aっ」
掴まれた腕をほどき、そのまま休憩室を後にした
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★ - HIROって上戸彩と結婚して子供いますよね……? (2018年10月24日 0時) (レス) id: d2a87cea11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおくま | 作成日時:2018年6月9日 17時