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コネくんと椅子を予約して帰ると、towacoさんとグルちゃんが楽しげに談笑していた。
どーしてこの数時間のうちにあんなに仲良くなっているんだろうか。

「あいつら...あんな仲良かったっけ?」
「だよねー?」
「なんやグルッペンも隠してるんやろうなぁ...」

グルちゃんはそういう所本当に得意だよね、と返す。
私達がグルちゃんに頼まれて買い物等に行った帰り、そのまま店内に入らず、外で会話する事がある。基本的にこれは会議と呼んでいる。
グルちゃんの感覚なしで話すことも、ときには重要となってくるのだ。

「まぁでも、グルちゃんなら安心できるよ、何だかんだと危機を救っていただいてます...!」
「そうやなぁ、グルッペン兄さんそういう所ほんと強いからなぁ。

それとあれやん、このあと多分解散やけど、てんちょー説教やろ?」

けらけら笑いながらコネくんは言うが、本当にそのルートがありそうなので勘弁して欲しい。

「グルちゃんもグルちゃんで過保護過ぎなんだよ!多分」
「いやぁ...過保護ちゃ過保護だけど、必要過保護...」
「ひ、必要経費みたいにいわないでよ」

必要経費でまちがっとらんわ!と笑うコネくんは、そうそう、と付け足す。

「towacoがどんな奴かは分かんねぇんだけど、あの顔どっかで見たことある気がするわ」
「ほんとに?」
「まぁ気がするだけやからなー、見たことないかもしれん、そろそろ怪しいし入るか」

うん、と答えて玄関から入っていく。
どっかで見たことある、か。

いつかお店に来てたとか、街ですれ違ったとか?

そんな事を考えて、グルちゃんに声をかける。

「割といいのあったから、2週間後には届くって」

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ししのめ(プロフ) - 緑月翡翠さん» コメントありがとうございます。得としていただける人がいて嬉しい限りです。まだまだこれからですのでお楽しみ下さい! (2017年1月13日 17時) (レス) id: 6cdb4f864d (このIDを非表示/違反報告)
緑月翡翠(プロフ) - コメント失礼します!とわぽんと我々とか何これ私得じゃねぇか!と、一気に読まさせて頂きました。めっちゃ面白いです、これからも更新頑張ってください!応援しています! (2017年1月13日 16時) (レス) id: 36e773549b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ししのめ | 作成日時:2017年1月1日 11時

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