１４話 ページ16
緑side
バイトに行かなくてはいけないという事で動画を見るのを中断し、荷物を取ってきた。
玄関で靴を履き替えながら渚ちゃんに声をかけて、扉を開ける。
「じゃあ渚ちゃん、行ってくるね！」
「行ってらっしゃい。頑張って！」
鍵を閉めて、私はバイト先の店へと歩いていく。
さっきの渚ちゃんが言った話については本当に感謝はしなくていい。孫に事故物件押し付けたおじいちゃんには今度お礼として腹叩き券をあげよう。
……いや、でも待てよ？今渚ちゃんは事故物件に1人でいるし……
早めた足を一度止めて、そこで一度思考する。
「……まぁ流石に何かある訳ないか！何かあったら本格的におじいちゃんには心臓マッサージをさせてあげなきゃいけなくなるし」
物理的な心臓マッサージでもあるし精神的な心臓マッサージもしてあげるよ？ご老体には逆に止まっちゃうかもだけどね。
止めた足を前へと動かして、また歩き出す。密かに鞄の紐を握る力を強めたのは言うまでもない。
あぁそうだ、ちなみに私のやっているバイトは飲食店での接客や、コンビニでのレジ打ちなどである。
週に1、2回ずつ掛け持ちでバイトをしているのだがこれでも生活は厳しい方。ローンなどが返済されているのは本当に助かった。
今日はコンビニの方のバイト。従業員室に入って、更衣室で着替える。丁度着替え終わったくらいで交代の時間となるので早めに更衣室を出て品出しも行わなくては。
いやぁ、やっぱり引っ越してくる前にバイトの面接受けといて良かった。ネット社会に感謝だよ本当に。
「田中さん(モブ)、交代します」
そう声をかけて私はレジ打ちを変わった。
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緑(プロフ) - レーナ（アンテファン）さん» 申し訳ありません、この一週間の間他の作品の更新などを用事の合間を縫ってしていたのでこちらまで行き届きませんでした。できれば今日中に更新できればと思います。この作品を他の作品の中から見つけていただきありがとうございます (2020年10月26日 17時) (
レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ（アンテファン） - なぜ続きないノダ私応援するから続き出してぇ！！あなた様の作品をやっとみつけられたのにいいい（だいぶ自己中） (2020年10月26日 17時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - コメントありがとうございます！(感謝の意を込めて連れ戻す) (2020年9月9日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - あ゛っ…（好き過ぎて昇天中） (2020年9月9日 18時) (レス) id: 06fca141db (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - 猫大好きさん» コメントありがとうございます！最高だなんて褒め言葉、私達にはもったいないくらいです……！ (2020年8月23日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
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