内緒のキス、秘密の関係。～Kazunari.N～ (ページ11)

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自由ページ11

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「お茶するだけ」

「マジで？」

「……」

「触られたりしないで3万？」

「….ん」

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すげーな！すげー！って

あんた先生でしょ…？

・

「何歳って言ってるの？

えんこーって犯罪でしょ？」

「21って言って通ってる」

「あー….わかるわかる」

・

星が綺麗な夜

なんであたし、今日会ったばっかりの

ましてや先生と一緒にいるんだろう

・

「そんな金に困ってんの？」

「別に」

「は？」

「….」

・

なんかもう、めんどくさくて

無意識にポケットにある煙草を出した

….隣に座る男は、何も言わない。

・

「その煙草は美味しくないと思うな、俺は」

「美味しくないけどこれに戻ってくるの」

「歯磨き粉じゃん」

「…..」

・

あたしどうして、この人を怖いと思ったんだろう？

今は全く、怖くない

だけど、逃げられない。

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「よし」

・

隣の男が立ち上がる.

・

「こい」

「え」

「路駐してんの。やばくね？はやく」

・

ワインの紙袋を奪われて

右手の自由も奪われた

・

「まって、ちょ…」

「お前どうせ帰らないんでしょ？」

・

ぐいぐい引っ張られて、転びそうになる

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『俺の秘密にならない？』

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あの時のあいつの言葉が

頭の奥で響いた。

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