帰国したら疑われるとか聞いてない【名探偵コナン】

Episode6 ページ7

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赤井宅に近づくほど彼からのただならぬ気配を察知したのでまくことにした。

でも彼はまかれることなく私についてくる。



だんだんとめんどくさくなってきたので振り向いて私は言った。







「その歳でストーカー？親の顔が見てみたいね」


「やっぱり気づいてたの？」


「あのさー、ほんっとにだるいからやめて」


「おねーさんどこ行くの？」


「家」


「僕も行きたい！」


「だめ」


「なんでー？いいじゃん！」


「…好奇心のままに動いてたらそのうち殺されるよ」








手を拳銃の形にして人差し指を彼の額の真ん中に当てる。




彼は目を見開いて私を見た。








「…A姉ちゃんはなんで日本に帰ってきたの？なんでアメリカに行ってたの？」


「なんでだろうね」


「…敵？味方？」


「なんの？」






うん、なんの？
日本の？
…ある意味そうかも。



何も答えなくなったコナンくんを横目で見て私はまた歩き出した。


あ、付いてこなくなったね。

えらいえらい。









急いで赤井宅にいくと誰かいた。

だ･れ･か･い･た






「…ん？」


「遅かったな。仕事増やされたいのか？」


「は、誰」


「ん？…あぁ」







ぴ、と音がしたと思うと顔が茶髪細め野郎から赤井さんに変わる。

ナニコレー聞いてないよー








「え」


「すまん。色々あってこうなった。」


「ソウデスカ」


「外では沖矢昴として接してくれ。頼んだぞ」


「あ、はい。…てか聞いてくださいよ！江戸川コナンとかいう変な人に目つけられました！！あと安室！！！！」


「ほぉー…」


「ほぉーじゃないですよほぉーじゃ。A死んじゃう」


「あの2人に目をつけられるとは…何をしたんだ？」


「何もしてませんよ。このマメ気づかれた途端怪しまれました。」


「ライフル使うとできるマメか。坊やに目をつけられるとなかなか怖いぞ」


「ここまで来る時なんかすっごい付けられたし安室には作り笑い向けられたしなんか表では犬キャラ演じなきゃいけないし上司には帰国そうそう呼び出されるし「これを調べておいてくれ」…ちょっと聞いてます！？」


「期限は1週間だ。なるべく早いと助かる。」


「ぜってー1週間後に送ったる」


「そんなことしたらどうなるか分かってるよな？」


「申し訳ございません私が悪うございました」


「それと土曜日に狙撃の腕を見る。忘れるなよ。」








FBIってブラック企業かなんかですか？

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