ななじゅうよん ページ8
カミングアウトの後、ジョーは取引を持ちかけた。
“賢者”は占いの結果を偽れない。
誰が“鍵番”なのか、はっきりする。
誰が“鍵番”なのかを教える代わりに、自分に投票しないでほしい、というものだった。
Q「俺は乗るぜ…！言ってみろ！そいつの名前を！」
丈「そいつの名前は…
もちろんサラだ！」
ジョーくんはたっぷり溜めた後言った。
サラちゃんに安堵の表情が広がる。
しかし、それも束の間、カンナちゃんとカイさんが“賢者”だと名乗り出た。
カンナちゃんはソウさんが“鍵番”、カイさんはサラちゃんが“鍵番”だと主張する。
敬「…オーケーだ。6人は発言をやめてくれ。ここは一度おまわりさん達で話し合おう。」
そうこうしているうちに、残り時間はあと8分。
急がなくては、時間がなくなってきている。
ソウさんとカンナちゃんは手を組んでいる。
それは明白だ。
しかし、それだけで役職はわからない。
奈「カードの内側が覗ければ、役職がわかるのに…」
敬「『カードの内側…？』」
僕とケイジさんがナオちゃんの発言を鸚鵡返しした。
…カードの内側…確か絵が書いてある。
“賢者”ならば、“鍵番”の絵柄がわかるかもしれない…
同じことを考えているだろうケイジさんがニヤッと笑った。
敬「みんな聞いてくれ。これが最後の議題だ。」
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YUKI - 更新ありがとうございます。この先の物語が気になってしまいます！無理しない程度に頑張って下さい。 (2021年7月10日 21時) (
レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
tukina0123(プロフ) - 面白かったです!! (2021年7月9日 7時) (レス) id: 9d282b76d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刹那 | 作成日時：2021年7月8日 19時
