ななじゅういち ページ5
決選投票に進む者をホエミーが読み上げた。
選ばれたものからは恐怖が、選ばれなかったものからは安堵が溢れる。
そんな中、サラちゃんの顔が真っ青になっていた。
…怖いんだ。
当たり前か。
…あれが普通の反応だ。
『…おーい、サラちゃーん』
…反応なし。寂し。
敬「しっかりしろサラ！！」
ケイジさんが叫んだ。
サラちゃんがはっと顔をあげた。
敬「…ちゃん。おまわりさんがついてるよ。」
…ちゃん付けすることを忘れていたな？
別にそのまま呼び捨てでも誰も損しないよ？
みんな喜ぶよ？
楓「…お姉ちゃん…」
『ん？楓？どうした？お前はもう大丈夫だろ？』
楓「お姉ちゃんの危機感が無さすぎて心配になってきた。」
胸につき刺さりました。
敬「そこ二人もいいかい？
これからは、たった一人に絞らなきゃいけない。
情けや恨みも忘れるんだ。役職を思い出して欲しい。
“鍵番”か“身代”を選べば全員の死…」
あ「そ、そうよ！全然セーフティーじゃないじゃない！」
選ばれなかった人たちの中で賢者を探し出したが、名乗り出るものはいなかった。
Q「最悪じゃ…6人の中ってことぜよ…！」
敬「仕方ないさ…手段はひとつ…
6人に言葉で証明してもらうんだ…そうだろ？サラちゃん。」
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YUKI - 更新ありがとうございます。この先の物語が気になってしまいます！無理しない程度に頑張って下さい。 (2021年7月10日 21時) (
レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
tukina0123(プロフ) - 面白かったです!! (2021年7月9日 7時) (レス) id: 9d282b76d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刹那 | 作成日時：2021年7月8日 19時
