きゅうじゅうなな ページ31
そこで、他のところに行っていたメンバーが合流し、ソウさん以外の全員が揃った。
ノ「ちょうどいい。これから3階のルール説明を始めるよ。」
奈「さ…3階のルール説明？」
ノ「うん、だっててめーらメインゲームでお互いを疑いあって多分超ギスギスでしょ？
そこで！次のメインゲームまでに仲直りができる素敵な催しを考えたよ！」
次のデスゲームでいがみ合うんだから意味がない気もするが。
澪「ま…待て！まだメインゲームをするのか！？」
ノ「てめーら次第だねー！
…どうしたの〜？顔が怖いよ、千堂院紗良ちゃん！」
紗「…黙れ」
あー、サラちゃん怒ったー。
怒ってる理由は…あれだね。
ノエルがつけてる髪留め。あれはジョーくんがつけてたやつだ。
…というかあのネクタイもミシマさんのヤツだね。
カイさんのエプロンも。死人の物つけて何が楽しいんだろ。
ノ「…あは！やっぱり気づいた？
気持ちがいいんだよねえ…死者の無念が宿ってる気がしてさー。
タヅナジョー…あの底抜けに明るいお人好しの無念が…ね…」
その言葉に、楓が反応した。
楓「…お人好しなんて…言うな」
そう言ってノエルに掴みかかる。
『…楓。』
楓「ジョーくんを悪く言うな！」
ノ「お人好し以外何者でもないじゃん！」
確かに彼は筋金入りのお人好しだね。
楓「それでも…！ジョーくんは！…ジョーくんは…」
楓がそれだけ言って言い詰まった。
ノ「ジョーくんは、なにー？」
ノエルが面倒臭そうに楓を見下した。
『…確かに過度のお人好しだったけど…悪い人ではなかったですね。』
仕方がないので、僕が言葉を繋げた。
『…それに、少なくとも彼が死んだ原因はあなた方にある。
自分でやっておいて“無念”はおかしくないですか？』
僕はノエルを睨みつけた。
ノエルも僕を見下すようにみた。
沈黙が流れる。
ノ「ふー…てめーらに、俺を責める資格がある？」
『…』
開き直りやがった。
ノ「この話はおしまい！とにかくこのモニターの向こう側にみんな来てよ！
楽しいゲームをしようよ…
ははは！」
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YUKI - 更新ありがとうございます。この先の物語が気になってしまいます！無理しない程度に頑張って下さい。 (2021年7月10日 21時) (
レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
tukina0123(プロフ) - 面白かったです!! (2021年7月9日 7時) (レス) id: 9d282b76d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刹那 | 作成日時：2021年7月8日 19時
