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きゅうじゅういち ページ25
夢主side
サラちゃんの目は、全てを見透かすような光を持っている。
“嘘は全てわかる。”そう言われている気分になって、つい本音が口を出た。
『寝るのが、怖いんだ。』
サラちゃんは、しまった、と言う顔を見せた後、僕の頭を撫でて、抱きしめた。
…とことん子供扱いなのは何故？
紗「また一緒に寝ような。」
『…』
あの日から、まともに寝た記憶がない。
“幻想”は楓がいれば出なかった。
でも、寝たら、楓がいても、アイツは出てきた。
…不思議だな、なんでさっきは見なかったんだろう。
『…はい。』
僕は、少し嬉しくて、サラちゃんの腕に顔を埋めた。
…ケイジさんがすごいニヤニヤしてみてるんだが。
なんか冷静になったらすごく恥ずかしくね？
何僕たち抱き合ってるんだ？
『…あの…サラちゃん？
…そろそろ皆のところに行ったほうが…』
紗「それもそうだな。」
『ケイジさんもニヤニヤしてないで行きますよー』
敬「おまわりさんニヤニヤしてないよー」
嘘つけ。
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YUKI - 更新ありがとうございます。この先の物語が気になってしまいます！無理しない程度に頑張って下さい。 (2021年7月10日 21時) (
レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
tukina0123(プロフ) - 面白かったです!! (2021年7月9日 7時) (レス) id: 9d282b76d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刹那 | 作成日時：2021年7月8日 19時
