いつ、どこで、だれが、何をした。 (ページ4)

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すごい勢いで茶漬けを書き込む敦君。

喉に詰めそう…

『別にそんなに急いで食べなくても誰も取らないからさ…』

空「あれ？珍しい。Aがお母さんだ。」

からかってくる空の頭を軽く小突き、現在進行形でペンをボキ折って太宰さんを振り回している国木田さんを観察した

敦君が満足したらしく、会話が始まった。ヒマ…

ふうん…敦君孤児院の出なんだ。

経営が傾いて一人で追い出された…ね…

敦「ところで、皆さんは何のお仕事をされているんですか？」

太「なあに、探偵さ。」

明らかに信じてない敦君に国木田さんが詳しく説明する。

太「あの鴨井首吊りに良さそう…」

国「仕事の最中に首吊りの計画をするな！」

太「知らないの？首吊り健康法というものがあるんだよ」

おおｗｗひっかかったｗｗ

真面目な顔でめもり始めたよｗｗｗ

空「嘘だろうけどねｗｗｗｗｗ」

あーあ、またペン折った。勿体ないなぁ

賑やかに騒いでいる僕たちに恐る恐るという感じで敦君が話しかけてきた。

敦「あのお、それで、探偵の皆さんの本日のお仕事は？」

やっぱり気になるよね～さあ、どんな反応をするかな～♪

『虎探し。』

結果：椅子から転げ落ちた。

いい反応だ。

顔面蒼白で逃げようとする敦君。

簡単に国木田さんに捕まったけど。

敦君を床に叩きつける国木田さん。痛そ。

空「国木田さん、外ですよ。」

太「そうそう。君の取り調べは拷問みたいになるって社長に注意されたではないか。」

国木田さんが手を放す。

国木田さんが野次馬を散らしている間に、太宰さんが話を聞いた。

如何やら敦君の孤児院は虎が畑を食い荒らした所為で経営が傾いたらしい。

その挙句、敦君について街に降りてきたと。

ふうん…面白いね。

太「ねえ敦君。これから暇？」

敦君が露骨にいやそうな顔してて草ｗｗ

『虎探し、手伝ってくれない？』

嫌がる敦君を報酬で釣る。

その間に太宰さんがメモを空に渡す。

茶店の前で空と国木田さんと別れた。