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#43 ページ45
夢の中に入ると、地面がなかった。
『はあ⁉』
落ちる…のだが…
どうしようか。
まあいっか。
地面がなければ問題なし。
あんじゃん地面。
『どうすんだよ!』
あああ!
よし、
手にスティックをあてる。
『ファネモス』
スティックの先端から風が出る。
手を放して地面に風が当たる。
腕千切れるかと思った。
着地。
『おし。』
周りを見渡す。
―泣くな
―話すな
―視界に入るな
―お前の所為だ
周りの絵が話し始めた。
『お前の方が五月蠅い。黙れ。』
睨みつけると、周りの絵がケタケタと笑い出した。
―黙れー
―黙れー
―クスクスクスクス
―誰に行ってるんだ?
―お前の所為だろぉ
五月蠅い。
頭が痛い
目をぎゅっと閉じると、頭に当てていた手を誰かがつかんだ。
猫「先輩!」
目の前にティシャが居た。
猫「大丈夫ですか?汗だくですが…」
『あ、ああ…』
目を閉じる。
『大丈夫。』
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作者名:暁刹那 | 作成日時:2020年10月17日 12時