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#27 ページ29

朝学校に行くと、猫山君が走ってた。

何故かって?

俺が聞きたい。

公「骸兎(ロスト・ラビット)を逃がしたんですわ!」

ああ、なるほどね。

…このダッちゃんからの視線は手伝えってことか?

…の様だな。

猫山君に追いつくと、なんかご丁寧に道案内をしていった。

有「『骸兎(ロスト・ラビット)は?』」

ん?

いつの間にこの人は居たんだ?

有「あれ?」

『頑張れダッちゃん』

公「ダッチーズですわ!」

と言いつつ追いかけに行くダッちゃん。

えらいなあ。

『おい、ビル。お前も行け。』

ビ「ええ〜」

『お前何もしてねえだろ』

ビ「でもお〜」

『いいからいけ』

軽く睨んだらしぶしぶ飛んで行った。

間違った階数を教えようとしていた猫山君を助けて、追いかけに行く。

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作者名:暁刹那 | 作成日時:2020年10月17日 12時

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