検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:648 hit

#11 ページ13

始業式はサボった。

先生に怒られるかなあ、とか思って教室に戻ったが、先生はおらず、教室はいつも以上にざわめいていた。

あ、あのあとどうなったかって?

勿論俺が説き伏せて終わったよ?

浜「A!」

教室に入った俺を見つけて、浜香と大雅が話しかけてきた。

『どうしたんだ?』

大「亜美が倒れた!」

話を聞くと、始業式の途中にいきなり倒れたらしい。

骸兎(ロスト・ラビット)に憑かれると体調が悪くなるのか?

ああ、ストレスか。

『ビル、招待状出せる?』

ビ「出せるよ〜」

『じゃあ出して。』

先「席つけー」

先生来たし。

『センセー、トイレ行ってきまーす』

先生の返答を聞かずに教室を出る。

ビ「珍しくやる気?」

『…んーまあ。』

一応友達だし。

『助けるべきものは助ける。』

ビ「助けるべきの範囲に何人入ってるんだか」

ビルにあきれられた。心外。

ビ「まあ詠唱して〜」

俺は個室に入ると、深呼吸をした。

『白銀の光煌めく夢うつつ 我が名はwhiterabbit 可愛いあの娘にささやかな魔法を。

我をいざ 悩める兎の待つ国へ。』

そういえば…→←#10 光side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:骸盗アリス , 女主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:暁刹那 | 作成日時:2020年10月17日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。