dear chocolate２ (ページ1)

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2-1虚しさ2日酔いページ1

朝、目を覚ますと見慣れない風景。

隣を見ると友達のヒスが寝息を立てている。

(あ・・ヒスにお世話になっちゃったんだ・・)

とにかく、頭が痛いし、今にも吐いてしまいそうなくらい気持ち悪い。

今、何時だろう・・と、枕元にある電話を手に取り時計を見ると既にお昼近く。
時計を見るのと同時に着信を期待したんだけど、着信0件。

ヨンベと2人で笑顔で写した写真を待ち受け画面にしているんだけど
その画面を見て深いため息･･

私、何やってるんだろう・・

画面を見つめていたら涙が出てきちゃった。

グスッ・・・グスッ・・

私の鼻水の音でヒスを起こしてしまったみたい。
私が泣いているのを見てびっくりさせてしまって・・
けど、泣きたい時は沢山気が済むまで泣くんだよ～って、ヒスが私を優しく包んでくれた。

恥ずかしいけど、私はヒスの胸の中で泣きまくった。

ヒスが私にこんな事を言った。

ヒス「Aは、自分の気持ちを素直に出さないんだよね。嫌な事でもいつも笑い話しにしちゃったりさ。体調が悪くても心配させたくないからってヘラヘラ笑ってさ」

そうだ･･私は、自分の気持ちを素直に出すのが恥ずかしい。
嫌な事もはっきり言えない。

ヒス「ヨンベ君にも会いたいって何で素直に言えない？少なくてもヨンベ君は、Aの前では、自分の全てを見せてると思うけどね」

彼は、スーパースター。私の前では、ただの男の子。私は？・・私は、自分の気持ちを隠し続けてきた。

ヒス「自分に素直になろうよ。怖がらずに。怖がらなくてもいいじゃん？ヨンベ君がいるんだから。Aの全てを守ってくれるよ。夜にでも連絡してみなよ？電話出なかったらそれまでの男って事！！忘れなさい～笑」

ヨンベに誤りたい。
私は、ヨンベに酷い事をしてきた。
こんな私なのにずっと私を守ってくれた。

「ヒス・・本当に有難うね・・私、自分を出すのが恥ずかしくって･･･。直ぐには直せないと思うけど、ヨンベ君には、自分の気落ち伝えようと思う」

「うん。ファイティン！！」

ヒスのお陰で少し落ち着いた。
夜にヨンベに電話をしよう。
私の電話に出てくれなかったら･･･そのときは、あきらめるよ。

ヨンベ・・ごめんね。。。。

「ね～？A？モツチゲ作ろっか？2日酔いにドカンといこっか？笑」

「うん。」

お腹いっぱい～にしたら、嫌な事忘れちゃうよね？
元気になるし、きっと勇気も出るよね？

そうでしょ？ヨンベ？