頼もしい後輩 ページ12
Aside
国見ちゃんに抱きしめられてから
しばらくが経ち
ﾋｭｰ ﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯ
夏祭りは花火で一色になった
赤や黄色、オレンジに青…
色とりどりの花火が、蕾を開くように
大きく打ち上がる
「一緒に見たかったなぁ…」
なんて、国見ちゃんの腕の中で
小さく呟いてみる
でも、徹は
藍川さんと見てるんだ…
国 「Aさんは、もう…一人じゃないですよ？」
「え…？」
国見ちゃんのいきなりの言葉に
思わず顔を上げる
国 「俺、言ったじゃないですか
Aさんの周りには、たくさんの人がいるって
だからもう、一人じゃないんです…」
「国見ちゃん…」
国 「それに、俺…決めたんです」
抱きしめていた腕を離し
私の目を見つめながら言う、国見ちゃん
「決めた…？」
国 「はい。及川さんからAさんを奪って、宣戦布告するんです」
金 「ちょっ…国見、お前…何言ってんだよ!!」
国見ちゃんの大胆な発言に
勇くんも驚きを隠せない様子
しかも、徹に宣戦布告って…
「国見ちゃん、それ…本気？」
国 「当たり前じゃないですか
好きな人を奪うなんて、ふざけて言いませんよ」
「そーだよね…」
私の目を真っ直ぐに見つめる
国見ちゃん、本気だ…
さっきまで
たくさん打ち上がってた花火も
いよいよ終盤
「花火、キレイだねー…」
国 「Aさんの方がキレイですよ」
なんて、恥ずかしいことを平気で言う
勇くんなんか、顔真っ赤だし 笑
たぶん
(国見のやつ、何であんな恥ずかしいこと普通に言えんだよ!!)
とか、思ってそー…
いや、勇くんなら有り得る
そして、花火大会も終わる頃
岩 「A、迎えに来た」
と男前な一ちゃんが、私の目の前にいた
「一ちゃん、何で…？」
岩 「さっき、金田一から連絡あってよ
Aはここにいるって教えてくれた」
勇くんいつの間に…
全然わからなかった
岩 「国見、金田一…ありがとな」
国 「いえいえ」
金 「俺は全然…」
「でも、楽しかったよね！」
この後、国見ちゃんと勇くんと別れ
私と一ちゃんは、沙菜たちが待っている
石段へと急いだ
長かった夏祭りも、無事幕を閉じた
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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隆∞忠love.木苺(プロフ) - 夕日★さん» そう言っていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2015年7月23日 15時) (
レス) id: b112ff1424 (このIDを非表示/違反報告)
夕日★(プロフ) - とっても面白いですね！更新頑張ってください。 (2015年7月23日 15時) (レス) id: 60b4252aa4 (このIDを非表示/違反報告)
隆∞忠love.木苺(プロフ) - 牛乳パンさん» コメントありがとうございます！
好きだなんて…嬉しいです(*´｀*)
はい、頑張ります！ (2015年2月14日 20時) (携帯から) (レス) id: c98435267b (このIDを非表示/違反報告)
牛乳パン - コメント失礼します！この小説好きです！更新頑張ってくださぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃ楽しみでぇぇぇぇぇすぅぅぅぅぅ！ (2015年2月14日 20時) (レス) id: 62aa6322ab (このIDを非表示/違反報告)
隆∞忠love.木苺(プロフ) - フリーザ様さん» コメントありがとうございます！
どーでしょ？
楽しみに待っていてください!!
(2015年2月4日 15時) (携帯から) (レス) id: c98435267b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：排球産の木苺 | 作成日時：2015年1月25日 12時
