書き綴る者 [設定集]

地理などについての頁。 ページ4

この世界の中心の、おおまかに横に長い楕円形をしていて一番大きな大陸は「ミードゥル」や「ミードゥル大陸」と呼ばれ、そのミードゥルの真ん中に。¨ダミアン¨の治める「ミードゥル国」がある。国の真ん中には大きな城があり、その中心部の辺りが一際人が多く、夜も明るい。

西洋とケルトが混ざったような大陸で、この世界にしては人工物が多少多め。一番発展して比較的賑やかな場所で、人間も人外も、どちらも多く住んでいるが、ついでに魔物の類いまで多い。

¨雷の女神の降り立つ場所¨と言われ、信仰する者も人間人外問わず比較的居る。



ミードゥルの右側、南東の方にはミードゥルと比べれば半分程の面積の、歪な左向きの三日月のような形をした大陸、「エシェント」があり、ここは江戸のような、東洋のような、和風の大陸となっている。名前もこの大陸では和名が基本となっているようで、どちらかと言うのなら、普通の人間の方が多く住んでいる。

和の大陸というのはこの世界ではここくらいで珍しく、火山やそれを生かした温泉というのが多く、他の大陸からの観光客のような者も多い。

¨炎の女神の降り立つ場所¨とも言われているが、あまり信仰心が強いような住民は多くなかったりもする。



ミードゥルの北西側には「ミスティーク」という大陸があり、ミードゥルの左側を覆うような、大体Ｔ字のような形をしている。

ここの大陸は特に自然が多く、そのおかげか上質な属性力が多く漂い、目に見える程強く大きくなった属性力がきらきらと空気中で実際に輝いており、とても神秘的かつ幻想的で美しい大陸。

人の手を加えていない、ありのままの自然の中でも問題なく暮らせるような人外が多く、もちろん人間も居るが、人工物があっても自然に溶けこむように造られていたり、蔦が巻き付いていたり…レンガ造りだったりと、独特な風情があると言えばいいだろうか。

¨水の女神の降り立つ場所¨とも呼ばれ、信仰心に厚い者が多い。信仰の薄い者は疎まれさえするような大陸。



その他にもまだ小さいながらも大陸はあるが、大きく有名な大陸は以上の三つである。

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