SnowDropと空の下 2 (ページ32)

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お風呂から上がった後は、まぁ期待通りというか、当然というか…

ルームウェアどころか、下着をつけることすら許されず、バスタオルにくるまれてベッドに転がされた。

『お、臣さん、電気消そ？』

『ヤダよ』

『消そうよー』

『ぜってぇー消さねぇー』

こんなやり取りをしている間も、唇や耳たぶ、首、鎖骨
いろんなところにキスを落としてくれる。

『俺も明日昼から』

綺麗に笑った臣さんにスイッチが入ったみたい。

大きくて温かい手が、私の身体の膨らみを優しく包んだ。

『あっ……』

自然と漏れる声が恥ずかしくて、顔を逸らせて左手で口を押さえる。
そうすると、臣さんが私の手をそっと口から離して手首を押さえつけた。

『ちゃんと聞かせて。Aが俺で気持ち良くなってる声が聞きたい』

ストレートすぎて
まっすぐ見つめられて
私の顔は真っ赤になった。

『可愛い』

満足そうに呟いた臣さんが、私の肩にかぷっと噛みついた。

『んぁっ！』

すく横には、それはそれは満足そうなオオカミさんが一匹。

あ……
なんだこれ

いつの間にか、私の両手は頭の上にあり、しっかりと臣さんの手で押さえつけられていた。