SnowDropと空の下 2

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マサキさんのウソつき！！




私は三代目メインって言ったじゃん！



なのにどうして毎日EXILEなのー！！




『Aちゃん、チョコ食べる？』



『Aちゃん、シュークリームあるよー』



『Aちゃーん、こっちおいでー』




しかも、皆さん子供扱いだしっ！




『何にも要りませんからっ！
早く座ってくださーい』




『あは(笑)怒っても可愛い〜』




もうヤダー(泣)
全然進まないもん。




腰に手を当てて怒っても、皆さんお構い無しで頭なでなでしてきたり、AKIRAさんにいたっては、私の事抱っこして移動するし




『降ろしてください！降ろしてー！降ろせー！』




それを見て、メンバーさん大爆笑なんだけど、全然面白くないわ！



『もうヤダ……(泣)』




『あーぁ、Aちゃん泣いちゃってるじゃん。ほどほどにしとけよー(笑)』




笑ってないで助けてよATSUSHIさん




『こんなとこ臣さんが見たらぶちギレっすよ(笑)』




いーわーたー！！
余計なこと言ってんじゃねぇーよ！




『え！？Aちゃんって臣ちゃんのなの？
ねぇねぇ、そうなの？』




ほらぁー
こういうのに異常に反応する人いるんだからぁー



『TAKAHIROさん、座ってください』




『えー！教えてくれなきゃ座んなぁーい』




『ちっ！』




『あー！！こういうとこ臣ちゃんそっくりー！』




そっくりなわけないでしょ！
私が臣さんみたいに素敵な人とそっくりなわけないっつーの！



なんて思って臣さんを思い出してたら




『こらぁー！A！時間配分考えてっ！』




こうやってマサキさんに怒られるのは私(泣)





マサキさんと、以前からEXILE担当の沙織さんに睨まれて、やっとメイクしてくれてるメンバーさん。
バタバタしたからちょっと休憩に控え室を出て廊下を歩いてたら



『おいっ！』




『く、く、苦しい！』



後ろから羽交い締めにされて、大好きな香りが全身を包んだ。




『臣さーん』




『ちょっと来て』





臣さんに誰も使ってない部屋に押し込められた。

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