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入り口で、にこやかに手を振っている東方神起のお二人。




カッチーンと固まったままの私の元へ、いたずらっ子みたいに笑ってるお二人が近付いてきた。




『お?その顔は驚いてますね(笑)
サプライズ成功です』




『ヒョン、良かったですね』




『あ、あの…どうして…?』




ユノ様とチャンミン王子は顔を見合わせて笑った。




『今市さんに聞きましたー。僕達、ここで仕事ありますね。せっかくだから会いにきました』




『あーーー!今市さん!』




テンパって大きな声を出した私に、少し驚いた二人は顔を見合わせて笑ってた。




『お仕事終わるまで待ってます。食事行きましょう!』





まぁそれからはお察しの通り、皆さんに爆笑されながらなんとか仕事をこなして、ペコペコして職場を後にした。



東方神起のお二人に挟まれて移動

いろいろ話しかけて下さるんだけど、気の利いたお返事なんて出来るはずもなくて、最後には 可愛いですねーで会話が終わった。




少し遅れちゃったけどってお誕生日のお祝いもして下さって、ほんと恐縮しっぱなしだったの。




最後にスタッフさんも一緒に写真を撮ってインスタにポスト




『僕たちInstagram始めたんですよー』




『あ!し、知ってます!フォローもしてます!』



あっ!ってお顔をしたユノ様がまたしても携帯をフリフリしてきた。



『教えて教えて!フォローしたいです』




ちょっと苦笑いのチャンミン王子がそんなユノ様をやんわりたしなめる




『ヒョン、彼女は一般の方ですよ?ご迷惑がかかると困りますね』




ガックーンと肩を落としたユノ様を皆さんで慰めて……


思った以上に素敵な人達だった。

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作者名:花梨 | 作成日時:2018年3月9日 23時

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