SnowDropと空の下 (ページ29)

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『せ、せ、狭いですから……お、臣さん一人でも狭いんじゃないですか？』

これ、普通のシングルだろ？
俺、そんな巨人じゃねぇって(笑)

『ここで一緒に寝んの！』

ゴロンとベッドに寝転がった俺は、立ってるAの手首を掴んで強く引き寄せた。

『わっ！』

俺の上に倒れ込んだAを抱きしめて、首筋に顔を埋める。

可愛くて、優しい匂いをスンスンしてると、擽ったそうに首を竦める。
そんな仕草も可愛くてたまんない。

『A……しっかり勉強しておいで』

ただ頷くAの両頬に手を置いて、その瞳を見つめる。
ユラユラと揺れる瞳に引き寄せられるように、小さな唇に啄むようなキスをする。

『いい？』

俺がそう聞くと、びっくりして大きく瞳を見開いた後、真っ赤になって小さく頷いた。

身体を反転させて、小さなAに跨がった。

『怖い？』

『す、少し……でも臣さんだから……大丈夫』

ほんとはすっげー怖いんでしょ？
声震えてるじゃん。

でも……
大丈夫
俺に任せて

心の中で話しかけて、ゆっくりゆっくりAの口を塞いだ。

Aが怖くないように、何度も何度もキスをして、服の中に手を入れる。

一瞬、身体を強張らせたAの耳元で優しく囁く。

『大丈夫だから……』

Aが頷いた事を確認して、胸の膨らみを手のひらで包み込んだ。

普段の服装からは分からない、思ってた以上の大きさに、俺は柄にもなく興奮した。