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気持ち悪さもあるけれど今日の夕食は豪華にしよう。
彼にはいつ伝えようか。
私の体に小さいながらももう一人いる、
なんだかちょっぴりくすぐったい気持ち。
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「ただいまー、A生きてるかー？」
「何とか生きてるー」
「おー、それはよかった」
スーツを脱ぎながらネクタイを緩める隆二
昨日よりは顔色良くなってる、と顔を覗き込んでそう言う
「昨日よりだいぶマシかも」
「病院は？どうだったの？」
「実はね…」
「ちょ、ちょっと待って！深刻な話ならちゃんと聞く。その前にトイレ済ませてくるから」
改まって言うと、険しい表情をしてトイレに逃げ込んで行った。
彼はどんな反応をするだろうか。
「よし、大丈夫。」
「いい？」
ソファーに座って二人で向き合う。
何故だか正座をして座る彼らしい行動に少し安心。
「赤ちゃん、できたよ。隆二の赤ちゃん。」
「うそ…、まじかよ…、おれ、おれっ…」
心待ちにしてたんだよ、涙で顔を濡らしながら言う。
「ほら、見てみて。小さいけどちゃんと生きてた」
「ありがとう…！ありがとう、A。がんばろう、がんばろうな、俺も支えるから。」
君の生まれてくる未来はきっとキラキラ輝いている
生まれる前からたくさん祝福されてきたんだから
「ありがとう、パパ」
「俺が、パパ…。...ママ！がんばろうな！」
彼とだから家族で過ごす幸せな未来が、描けた気がした。
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先が書けなくてぼつにした典型的なやつです
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作者名：葵
| 作成日時：2016年6月12日 11時
