梟乃末路 ページ4
私たちはシーサイドモールに着いたけど、おかしな所は何一つ見当たらない。
「おかしな所は無さそうだね？」
「姉ちゃん、俺トイレいってくる…」
ケースケくんが天野ちゃんに告げ、行った。
それから少しすると、なんだかモールの中の雰囲気が一変した。変だ。私達は顔を見合わせた。
すると、ケースケくんが半泣きになりながら天野ちゃんに駆け寄ってきた。
「ケースケ！」
「姉ちゃん！このモールやばい！」
私は、気配を感じて振り返った。そこにいたのは、…黒い菱形のマークが描かれた仮面をつけ、顔を隠したヒトだった。
そのヒトの体が浮いている辺り、人間では無さそうだ。
「月波トウマ…あなたがおとなしく海に沈んでいれば、こんなことにはならなかったのです！」
「お前…酒呑童子の仲間か！」
酒呑童子…？
「その通り！ 我が名はフクロウ！」
男は自らをフクロウと名乗り、手に矢のようなものを握った。
「それは…！」
私はそれを見たことがあった。あれは、吹き矢の矢だ！
「本来は吹き矢で放つものだが…こういう使い方もできる！私は無能では、ない！」
その言葉を聞いたとき、私の頭の中に声が聞こえた気がした。これは…何？
“私は酒呑童子様の役に立ちたい！”
“私はまだまだやれるのです！”
“何故私はあんな失敗をしてしまうのだ！”
“もうあの目で見られるのは嫌だ！”
もしかして、
フクロウは吹き矢の矢を投げた。矢は、モール内の様々な物に刺さった。ローストチキンや魚、人形など…
それらは全て、ゾンビとなって動き出した！？
彼のあの感情が気になるけど…でも、今は逃げるしかない！
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アキノリの学校名、紅葉山中学て…
めちゃくちゃ嬉しいです!!!公式様ありがとうございます…
紅ゆずりはのひとりごとでした。
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スプラMOMIZI(プロフ) - ポンズイさん» コメントありがとうございます！忙しいためたまにしか更新できませんが頑張ります(^^) (2019年6月27日 7時) (
レス) id: e49f68cb2e (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ(プロフ) - この作品を読ませて頂きました！本当に面白いです！！これからも更新頑張って下さい！！更新楽しみです！！（＾ν＾） (2019年6月25日 19時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - 真利奈さん» コメントありがとうございます！フクロウいいですよね…かっこいい… これからもよろしくお願いします（＾◇＾） (2018年8月10日 8時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
真利奈 - 私、フクロウが好きなので生きていて良かったです！とても面白い作品なのでこれからも更新するのを頑張って下さい！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: a3edb60187 (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - ヒカルさん» ありがとうございます！なんなんでしょうねあの方ねぇ、これからもよろしくお願いします(^∀°) (2018年8月9日 12時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
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