We are going to go to… ページ13
「最近、また新たな怪事件が起きてるらしいんだ！」
アキノリはパソコンを開き、『うすらぬら』を開く。
「どんなの？」
ヒメアヤがパソコンを覗きこむ。これは天野ちゃんから聞いたのだが、姫乃アヤメは学校ではヒメアヤと呼ばれているらしいので、私もそうすることにした。最も、話しかけることはないと思うけど。
「アヤメさん…!!! 海でブイの近くに行って、謎の白い手に海に引きずり込まれたらしいんだ！ で、被害者は、全員その海岸から離れたところで見つかってるらしいんだ。」
「怖いね、ナツメちゃん…」
ヒメアヤは心配そうな目で天野ちゃんを見る。
「アヤメさんは俺が守ります！！！！」
うるせぇアキノリ。そしてジュニアくん登場。
「デブ、うるさい、だぜ！」
「…あのー、怪事件は？」
仕方ないので私が突っ込む。すると、アキノリは思い出したように言った。
「あ！ …ハハハハハ！ では諸君、調査開始だー！ 明日、例の海に向かおう！」
「おー！」
乗り気なヒメアヤを見て、私はため息をついた。…私、海苦手なんだけど。
私がテンション低いのに心配したのか、ポケットに入っているフクロウがそっと体をよせてきた。まさか慰めてるつもりなの？ …カワイイ…
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翌日。
天野ちゃん、ヒメアヤ、アキノリはばっちり水着。私とトウマは私服のまま。
「なぁ、トウマとA、海入んねーのか？」
「うん、僕はいいや…」
「私、海苦手なの。小さい頃、溺れたことがあるの。」
「そっか。まぁいいや、アヤメさーーん！！」
アキノリはヒメアヤの方に駆け寄っていった。あーーーあ、顔がだらしないわね。ヒメアヤと楽しそうに水を掛け合ったり、かき氷食べてる。
羨ましそうに見てる人もちらほらいた。(にしても、たるんでおるのう、有星の子よ…)…出てこないで。
一方私は、トウマや天野ちゃんと一緒にテントで座っていた。
「…調査はどうなったのかな」
「いいんじゃない？ アキノリ、楽しそうだなー。」
買ったかき氷(ブルーハワイ)があっという間に溶けそうなくらい暑い。二人に見えないように、フクロウにかき氷をあげたりしていた。舌が青くなっているのに驚いていて、面白かった。
私も同じよ、と私も舌を出してフクロウに見せた。フクロウはさらに驚いていて、私はそれを見て笑ってた。あー、楽しい。
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スプラMOMIZI(プロフ) - ポンズイさん» コメントありがとうございます！忙しいためたまにしか更新できませんが頑張ります(^^) (2019年6月27日 7時) (
レス) id: e49f68cb2e (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ(プロフ) - この作品を読ませて頂きました！本当に面白いです！！これからも更新頑張って下さい！！更新楽しみです！！（＾ν＾） (2019年6月25日 19時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - 真利奈さん» コメントありがとうございます！フクロウいいですよね…かっこいい… これからもよろしくお願いします（＾◇＾） (2018年8月10日 8時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
真利奈 - 私、フクロウが好きなので生きていて良かったです！とても面白い作品なのでこれからも更新するのを頑張って下さい！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: a3edb60187 (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - ヒカルさん» ありがとうございます！なんなんでしょうねあの方ねぇ、これからもよろしくお願いします(^∀°) (2018年8月9日 12時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
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