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第伍拾陸話 ページ8
ユウ視点
甘さんの話を聞いたとき、一瞬理解ができなかった。倒せたんじゃなかったの？
沢山の犠牲を出しながらも戦ったのに、その犠牲の1人がAちゃんなのに。
「もし、この世界だったらどうするんですか？」
『戦うしかない、私1人だけど。』
嫌だ、またAちゃんを失ったらどうしよう。もう戻ってこないかもしれない。
『まだ秘密にしておいてよ〜。変に絡まれたら面倒くさいから、ね？』
「分かった、、秘密ね。」
もしものことを考えると、Aちゃんは訓練が必要だ。学校に通うのだろうか、きっと通っている時間はないから通わないかもしれない。
残念、女の子と学園生活が送れるところだったのに、、
『私、鍛錬に行ってくるね。もし、この世界にいたら死人ばっかり出ちゃうでしょ。』
行っちゃった、本当は止めたかったのに。
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雨中猫 - たのしみ (2022年1月19日 20時) (
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作者名：緩瀬ねむ | 作成日時：2021年1月9日 14時
