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第漆拾話 ページ22

A視点
炭治郎が言っていたこと、教えてくれたことを思い出す。


「幸せが壊れるときは血の匂いがする。」


最近はなくなったけどね、そういうこと。でも昔、私の幸せを奪われたときにも確かに血の匂いがした。最悪最低極まりないけど。


『幸せが壊れるときは血の匂いがする。』

小さく呟いたつもりなのに、どうしてどうして


『目の前に鬼がいるのよ。』

これは嘘だ、絶対にありえないよね?嘘としか信じたくない。


目を開けると何故か隊服を着ていた。好都合だからいいや。


『月の呼吸、壱の型・三日月。』

なんとか、倒すことができた。正直呼吸を使うことがほぼなかったから心配だった。




その後の記憶はほぼなく、気が付いたら保健室で寝ていた。

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雨中猫 - たのしみ (2022年1月19日 20時) (レス) @page36 id: 4588060cb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緩瀬ねむ | 作成日時:2021年1月9日 14時

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